【小郡市】予約必須な小郡伝統の天然鴨料理専門店『かも料理・季節料理 さとう別荘』
【小郡市ってどんなところ???】
福岡県の中央部に位置し、南東を大刀洗町 と久留米市に、西は佐賀県、北東は筑紫野市と筑前町にそれぞれ接しています。鉄道は、西鉄天神大牟田線が市域を南北に貫き、小郡駅をはじめ7つの駅があり、東西に通じている甘木鉄道では5つの駅がある。将軍藤や松崎の桜馬場、花立山など自然資源や歴史資源と連携した観光名所が見どころです。
小郡市の知られざる一面として「鴨のまち」の顔がある。江戸時代には有馬藩の御猟場があり鴨の飛来地として知られ、老若男女問わず鴨を食べていた記録も残っているそうだ。古くから伝統の野鴨猟「無双網」で捕獲された天然鴨は臭みが無く、奥深いコクが味わえるという。
今回お話を聞いたのは3代目大将の娘である遠山恵里さん。
『さとう別荘』は小郡の天然鴨が味わえる料亭。建物はもともと大正末期に豪商の邸宅
として建てられたもので築約100年の歴史がある。2021年には国の登録有形文
化財に登録されており、とにかく豪華で広い!
門を入ってすぐの玄関前の池は軒下をくぐり、中庭の大きな池までつながっている。中庭
にはきちんと手入れされた木々が生い茂り、上手の方には滝が流れ、しばらくボーっと眺め
ていたくなるような景観だ。
取材したのは6月の中頃と鴨の季節ではなかったのだが、特別に用意してもらった。ありがとうございます!大将!
こちらが鴨の『狩場焼』。傾斜のついた面と平らな面とに分かれる特注の鉄板で、じっくり鴨肉とネギを焼き上げる。初めて味わう天然鴨は、滋味あふれる濃厚な味わいと程よい歯ごたえで毎年の鴨解禁のシーズンを楽しみにしているリピーターも多いのもうなづける。
そのほかにもコース料理で出てくる、鴨肉の風味と骨の食感がたまらない一品『鴨もも肉の
塩焼き』や鴨肉のうまみと少し甘めのソースがマッチする『鴨肉とネギのソテー』、
鴨が提供できない時期を含め通年で提供されている『お昼の小御膳コース』(3850 円)(*12:00~14:00 の予約限定のみ。)など、一品一品丁寧に作られ、どれも美味しい。なんといっても、カボスを使った手作りのぽん酢との相性が絶品だった。
「旬の時期には捕れたての鴨肉のお刺身もお出しています。猟場が近いからできる、小郡な
らではの味覚ですね。」と恵里さん。血抜きをしない刺身の味は濃厚で舌の上にのせるとま
ったりと絡みつくような味わいだそう。シーズンは鴨料理、それ以外は季節の会席料理
と時期により違った楽しみ方ができる『さとう別荘』。四季折々の中庭の景観とともに楽し
んでほしい。
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かも料理・季節料理 さとう別荘
住所:小郡市小郡1281
電話:0942-23-8400
営業時間:12:00~15:00 17:00~22:00
休:不定休*予約制
P:あり
カード/不可