～音楽イベントで地域を活性化を図る～クラリネット＆サックス奏者「辻本 美博さん」【福岡の旬な人】
福岡の旬な人 ー今、話題のあの人に聞くー Vol.25
クラリネット＆サックス奏者
辻本 美博（Yoshihiro Tsujimoto）さん
-Profile-
奈良県奈良市出身。
中学で吹奏楽部に入部しクラリネットと出会い、中3年時にソロ奏者としての活動をスタート。高校進学後は吹奏楽部で活躍する一方、ストリートライブで腕を磨く。
大学進学後にアルトサックスと出会い、サックス奏者としての活動も開始。
2010年、Caimeraに加入。
2014年にはPOLYPLUSのリーダーとしても活動をスタート。
一方、映画・ドラマ・CM楽曲にソロプレーヤーとして参加するほか、
2023年2月には「チョコレートショップ」の3代目、佐野恵美子氏が営むショコラトリー「LES TROIS CHOCOLATS PARIS」の2023年バレンタインコフレのテーマ曲
「Le tempsdu clarinet chocolat」を書き下ろすなど、活動の場を拡げている。
最近は月イチで大好きな街、福岡へ
クラリネット＆サックス奏者として演奏活動を行なうほか、映画・ドラマ・ＣＭ楽曲にソロプレーヤーとして多数参加し、注目を集める辻本美博さん。
そんな辻本さんが福岡を訪れるようになったのは２０１１年頃から。
自身が参加するインストジャズバンドCalmeraでサンセットライブに５年連続で出演したほか、ＲＫＢ「ゴリパラ見聞録」の音楽を担当するなど、福岡を訪れる頻度も増えていったという。
「ここ１年くらいは月イチで福岡に来ています。最近のお気に入りは、アゴーラ福岡山の上ホテル＆スパ。空間力が高く、食事もサウナも素晴らしいですね」と、
辻本さん。
一方、昨年11月から日本酒にハマり、各地でその土地の日本酒を飲んでいるとか。
「福岡は田中六五が美味しかったですね」と教えてくれた。
音楽イベントの力で地域の活性化を図る！
現在は「共創」をテーマにした47都道府県のツアー真っ只中。
最初の数カ所は辻本さんと事務所が場所などを決めたものの、以降はファンクラブやオンラインサロンが一体になったような、辻本さんが主宰する〝オンラインコミュニティ〞のメンバーとともに会場や企画などを決めているという。
「富山公演はお世話になっている舞台監督が自分の地元に招きたいと、プロデュースから当日の運営までを買って出てくれました。
路面電車の貸切公演など、自分たちだけでは決してできなかったことも、様々な立場の人が思い思いのやり方で参加してくださることで、実現できてしまうんですよね」。
一方、昨年10月、福岡県大木町で立ち上がった「堀ＤＡＹミュージック」も、辻本さんには忘れられない出来事になったという。
「関係者の方から、子どもたちに楽しい想い出を作ってあげたいという熱い想いを聞き、グッときました。当日は人口１万人ほどの大木町に５０００人ものお客様が来てくださって、感動しましたね。音楽イベントの力って偉大ですよね。名前も知らなかった大木町が、この日から行きたい場所がある町、会いたい人がいる町になりました」。
今年は10月１日に開催予定で、辻本さんの出演も決定している。
この５月にはCalmera活動休止前のラスト公演が大盛況に終わり、辻本さんは新たに３つの目標を掲げた。
①自身がリーダーを務めるインストジャズバンドPOLYPLUSで５年以内に武道館公演をすること
②日本一有名なクラリネット奏者になること
③音楽と音楽イベントの力で地域活性化を図ること。
ますます精力的に活動する辻本さん。その動きから目が離せません！
