【福岡麺本2023-vol.12 】長浜の味を守る 昔ながらの一杯!『博多らーめん 塩原いってつ』
南区塩原
博多らーめん 塩原いってつ
地元に愛され続ける
王道豚骨ラーメン
2001年、長浜の老舗ラーメン店などでキャリアを詰んだ先代店主がオープンさせた。様々な経験から生み出されたのが、長浜ラーメンの流れを受け継ぐ、豚骨の旨味とコクがありながらも、すっきりとした後味の『らーめん』(700円)だ。「食べたらハマる」のキャッチフレーズを持つこの一杯は、その言葉どおり、食べた人を虜にしている。
頭骨、背骨などの豚骨を7時間以上炊いたスープは、程よい濃厚さがあり、醤油ベースの元ダレとのバランスがいい。麺は、細麺ながらもしっかりとしたコシのあり、スープとの相性も文句のつけどころがない。「スープに加える皮と脂を大事にして、昔ながらのラーメンを受け継いでいます」と話すのは、現在の店を切り盛りする木村駿店長。
この味が創業以来愛され続け、今では週末ともなると客がひっきりなしに訪れる。時には昼でスープがなくなることもあるとか。その際は、一旦店を閉めてスープ作りを行い、夜の営業に備えるという。
人気なのはラーメンだけではない。『焼めし』(650円)や、野菜をふんだんに使ったチャンポン風のラーメン『野菜たっぷりチャンメン』も多くのリピーターを持つメニューだ。「多くの方が『焼めし』を注文されます。中にはラーメンは食べずに、毎回『焼めし』だけを食べて帰るお客様もいます」と木村さんは苦笑いを浮かべる。
この焼めしや餃子などをラーメンに組み合わせたセットメニューも充実。自慢の『焼めし』も一緒に楽しめる『半チャーハンセット』(900円)が昼夜を通して性別や年齢を問わず人気を集めている。
\リピーター続出のしっとり系焼めし!/
塩原は住宅街でもあるため、ファミリー層も多く店を訪れる。そんな時に助かるのがベビーチェアや駐車場。各テーブルは余裕を持って配置されているので、ベビーカーを使用した入店にも対応している。こうした何げない気遣いも幅広い客層から人気を集める秘密だ。
昔ながらの『らーめん』は、毎日食べても飽きない一杯。ぜひ、『焼めし』と一緒に召し上がれ。
\一度食べたら、ハマりますよ!/
SHOP INFORMATION ーーーーーーーー
博多らーめん 塩原いってつ
[所]福岡市南区塩原3-22-1
[☎]092-541-6800
[営]11:00〜22:00
[休]火曜
※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
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