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【女性のための理想の家づくり vol.7】長生きできるネコとの暮らし「ソラルテ空間設計」

一昔前には自由に外に出て食事や寝るときに家に帰ってくる半外猫が多くいました。しかし現在では猫の交通事故や伝染病の問題を避けるために「完全室内飼い」が推奨されています。室内飼いの広がりやフードの改良、医療の進歩などによって猫の寿命は延び続け、平均寿命は12~18年ともいわれています。この長寿命化により、人間と同じく猫もバリアフリー問題に直面することになりました。
猫に優しい住まいをつくることで人間にとってもバリアフリー問題を解消することができ、人にも優しい住まいをつくることにつながります。


|設計力でいたずらを防ぐ
猫はとにかく動いているものや、ぶら下がっているものに興味をもちます。
そのためコンセントやコードは絶好の遊び道具となりますので、猫に気づかせない、触れられない電気設備計画をしましょう。コンセントは通常20cm程度の高さに取り付けられますが、スプレー行為やプレートカバーへのいたずらを防ぐためにも床面から50cm以上高い位置に取り付けましょう。そうすることで高齢者もコンセントの抜きさしがしやすくなります。


|猫も人も気持ちよく
高齢になると自分で体温調節が難しく寒がりになる猫が多くなります。特に冬場はいつでも暖をとれるよう床暖房を検討するのもよいかもしれません。もちろん人間にとっても床暖房の輻射熱はとても快適に過ごせます。ただし低温やけどには十分注意を!
また猫にとって適温は20~26℃程度。人間と同じで室内の各所で気温差が大きいと身体に負担がかかるだけでなく、動くことも億劫になってしまいます。各所で大きな温度差が出ない工夫と人間が不在の時でも室温が下がりにくい住宅づくりが大切です。


|快適な空間づくりは換気から
猫・人ともに快適な住宅づくりに換気は必須です。換気が不十分だと、猫から出る抜け毛などがアレルゲンとなり人間にも影響がでてきます。また猫の嗅覚は人間の数万から数十万倍だともいわれています。給気口から入ってきた外気や外出先から戻ってきた家族について野良猫のにおいをストレスに感じてしまう猫もいます。できるだけ汚れた空気を排気して室内空気環境を改善するように努めましょう。
猫が家の中で自由に行動できるよう工夫を凝らしてあげるとストレスが減り長寿命につながります。大切な家族の一員である猫も人間も長生きできる住環境を目指しましょう。

猫も人も暮らしやすい家づくり・リノベーションのご相談もお受付しております。HPまたはインスタグラムよりお気軽にお問い合わせください!

 

 


 

ソラルテ空間設計
女性プランナーだからできる女性向けの提案!
マンション購入の物件探しや設計デザイン、リノベーションまで一貫してサポートします。モデルルーム見学をご希望の方、家づくり・リノベーションをご検討の方はお気軽にご相談ください。

 

住所:福岡県福岡市中央区荒戸1-9-16-803号
HP:https://solarte.jp/
Instagram:@solarte_architects

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