家族が集い、会話が生まれるキッチンの家|長崎材木店
【家づくりの本AWARD2023】
宗像市在住Oさんの住まい
家族が自然に集う オープンキッチンのある家
「コンパクトで機能的な、自然素材の家を作りたい」そんな願いを叶えたのが、4人家族が暮らすOさん邸。特徴的なキッチンには家族の笑顔が溢れていました。
1日で一番長い時間を過ごす キッチンにこだわりたかった
シックなグレーブラウンの外壁が目を惹く外観。玄関に足を踏み入れると、優しい陽の光と木の温もりに包まれたリビングが目に飛び込んでくる。「無垢材や漆喰といった自然素材を使った家を建てたくて。とは言っても大きな家ではなく、こぢんまりとして使い勝手の良い家にしたいなと思っていました。いろいろなハウスメーカーや工務店を回って、出会ったのが長崎材木店さん。家づくりの考え方に共感でき、予算にも納得がいったのでお願いすることにしたんです」とご主人。
Oさん邸は1階がLDKと和室、バスルーム、2階が寝室と子ども部屋という間取り。家の中でご夫婦が一番こだわったのが、作業する人を取り囲む、コの字型”のキッチンだ。「このレイアウトにしたくて、しかも”木”で作ってほしいとお願いしたんです。素材やサイズも細かいところまで相談してデザインと機能性を突き詰めていきました」。奥さまが腰掛けてちょうど良い高さ、シンクとコンロの幅は動きやすいように広すぎず狭すぎず⋯など、まさに”オンリーワン”のキッチンが誕生した。「私が料理をしている間、長女はカウンターでお絵かきをして遊んだり、夜は洗い物をしながら仕事から帰ってきた主人とここで話をしたり。1日を通して自然と家族がキッチンに集い、会話が生まれるんですよ」と奥さまが目を細める。
ナチュラルな雰囲気の中に”自分たちらしさ”が光る
家を建てるにあたり、モデルルームの見学をはじめ、ネットやSNSで情報をリサーチするなど並々ならぬ情熱を傾けたと言うご夫婦。「”かわいい”よりも”かっこいい”雰囲気がいい」「キッチンとリビングの空間を分けたい」というように、デザインから間取りまで多くの希望を伝えたそう。「設計士さんは嫌な顔ひとつせずに私たちの注文を全て汲み取ってくれて、逆に「こっちの方が良いですよ』と提案もしていただきました」と奥さま。
そうして出来上がった家には、かっこよさを引き出す黒のアイアンやアルミ素材、空間を分けるリビングのスキップフロアなど、一つひとつの希望を叶える要素がふんだんに盛り込まれている。
Company Profile
長崎材木店 一級建築士事務所
住所:福岡県古賀市天神5-10-3
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