【フクオカリノベ No.11】
リノベの達人|自分のために家を持つ。おひとりさまのリノベーションが熱い『株式会社ホームランド』
■リノベの達人
株式会社ホームランド
黄 文静
家族のためでなく
自分のためのマイホームを
かつてマイホームといえば、結婚や子どもの誕生など、「家族」のために手に入れるものだった。ところが、ライフスタイルは多様化し、未婚のシングルや老後の一人暮らしなど、総人口に占める単身世帯の割合は年々増加。「最近、自分のために家を持つ人が増えているように感じる」と語るのは、業界歴約16年の経験を持つ[ホームランド]の建築士・黃 文静さん。「特に多いのは、独身女性が都心部の便利なエリアで中古マンションを購入してリノベーションするケース。広さは住宅ローンの減税対象となる50平米以上で、広めのリビング+ベッドルームという1LDKの間取りで検討されています」。
60代のおひとりさまリノベは
アンティークが映える家
インナーテラスの緑がアクセントに
何を隠そう、黃さん自身も9年前に中央区で中古マンションを購入してリノベーションしたという「おひとりさまのリノベ」の実践者。具体的にどんな提案をしているのか尋ねてみた。「私の家もそうですが、ベッドルームはオープンにしています。家族と住んでいると部屋が散らかることもありますが、大人の一人暮らしではそんなこともないし、家に招くとしてもごく親しい人だけですよね。だから、部屋に扉をつけるよりも、オープンな間取りにして、家全体にエアコンの温度が行き渡るようにしたほうが効率もいいし快適です。食器なども好きなものを集めて使う人が多いので、ただ隠すよりもそれをかっこよく見せる収納を提案しています」。
パートナーを亡くしたシニアからの相談も増えているとのこと。「段差だらけの古いマンションだけど、将来的に車イスでも生活できるようにとリノベーションを検討されるケースもあります。床をフラットにする工事や、料理や洗濯物干しも車イスでできるようにしたり。トイレに出入り口を2ヶ所設けて、玄関からも寝室からもアクセスできるようにするなど工夫しています」。
物件購入+リノベーションの
総予算で理想の住まいを計画
都心で中古物件を探す人たちがよく口にするのが、「欲しい場所に手頃な物件が見つからない」問題。福岡市内の中古住宅市場は価格が高騰しており、特に中央区は顕著だとか。宅建業許可を持つ[ホームランド]では物件の売買や仲介にも対応してもらえるうえ、住宅取得からリノベーションまでの総予算で相談できるから心強い。
「はじめにどんな家にしたいかという要望をヒアリングしますので、お客様が見つけた物件の間取りを見せてもらえば、『ここは見たほうがいい・見る必要がない』の判断がつきます。『物件の取得費用が高くて理想通りに仕上げるにはリノベーションの予算が足りなくなる』とか。反対に、『希望エリアではなくても、この物件なら環境がよくて、こんなリノベーションができる』とか。福岡市内全体を見れば物件は多いですし、これまでの経験を活かして土地柄や住環境についても情報提供して、理想の家づくりをお手伝いしています」。
30代のおひとりさまリノベは
デザインとインテリアにこだわった
ワンルームライクな家
[ Company Profile ]
株式会社ホームランド
福岡市中央区薬院2-4-15
[☏] 092-724-9133
[HP] https://www.home-land.co.jp/
※この記事は「フクオカリノベno.11」より抜粋して記載しております
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