【フクオカリノベ No.11】
リノベの達人|お客さまと同じ目線で未来を共有していく 感動の空間づくり。『スペースオーケストラ』
■リノベの達人
スペースオーケストラ
野見山 晋弥(右)・田中 悠貴(左)
空間も家具もデザイン!
唯一無二のリノベをお届け
[スペースオーケストラ]。どこか芸術的な印象を受ける社名には、「予算、素材、設計者、家具など、さまざまで複雑なものをオーケストラのように美しく調和させ感動する空間を提供する」という意味が込められているという。そんなオーケストラの指揮者となるのが、野見山晋弥さん、田中悠貴さんの2人だ。戸建住宅やマンションのリノベーション設計と施工をメインに、オリジナル家具や造作家具の設計など、空間をトータルでプロデュースしている。
今年の7月12日には福津市の津屋崎海岸近くに事務所兼ショールーム(写真下)をオープン。グレージュ色を基調に木の温もりに包まれたシンプルかつスタイリッシュな空間は、築43年のラーメン店をリノベーションしたものだというから驚きだ。「キッチンやスチール製の仕切り、ダイニングテーブルなどは自分たちで造作したもの。既存の梁や柱を生かした、新旧のコントラストを見て取れると思います。ショールームで打ち合わせをしながら、私たちの手仕事を感じていただければ幸いです」。
お客さまの要望を汲み取り
造形美と機能美を叶える
前述のショールームからも分かるように、同社のリノベーションの特徴は高いデザイン性。そしてもう一つが、機能美だ。「当社はデザイン力に自信があり、イタリアのデザイン賞も受賞しました。ただし、単にかっこいいものだけを作っている訳ではありません。お客さまの要望や予算を汲み取り、造形美と機能美を兼ね備えた空間を提案しています」と野見山さん。
その代表的な事例が、上部の写真下3枚の物件だ。「R壁の家」と名付けられたこちらの家は、LDKの壁にR(曲面形状)を取り入れていることが特徴的。「お客さまからはWICを拡張したいという要望がありましたが、予算内に収めるには既存の壁を残す必要がありました。そこで提案したのが既存の壁を生かしつつ〝R〟を取り入れるプラン。曲面によって生まれたスペースを有効活用できる上に空間のアクセントとなり、視線を滑らかにするという機能を持たせました」。
■リノベーション事例「R壁の家」
デザイン性が高い同社のリノベーション事例の中から、
特徴的な物件「R壁の家」をご紹介。
3LDKの間取りを2LDK+WICの空間にリノベーション。
WICとリビングの間の壁を“R”にすることで、
収納力の確保と緩やかな視線の流れを実現した
現在のスタイルに行きついた背景には、野見山さんの苦い経験も関係しているそうだ。「以前は自分が良かれと思うプランばかり提案していたんです。そうしたら〝私たちが望むのはこういうものではない〟と言われてしまって。その経験を元に今はお客さまのヒアリングに時間を割き、お互いに意見を出し合いながら同じ目線で空間を作るように心がけています。リノベーションの工程を含めて感動を共感できたら嬉しいですね」。
そんな工程の中でも重要になるのが予算計画だ。同社では本見積もりを出す前に〝デザイン契約〟を結び、素材や設備などデザインに関わる費用を明確にすることで齟齬や追加費用の発生を防いでいるという。「お一人おひとりに寄り添いながら、みなさまだけの空間を一緒に作っていきたいと思います。まずはHPの施工事例をご覧になってみてくださいね」。
[ Company Profile ]
スペースオーケストラ
[所]福津市津屋崎3-11-19
[☏] 0940-22-8426
[HP] https://www.space-orchestra.jp/
※この記事は「フクオカリノベno.11」より抜粋して記載しております
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