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【ふくおかアグリライフ】ハロー!ヤンジェネ農家 小倉南区 大葉しゅんぎく若手会

ハロー!ヤンジェネ農家vol.5

福岡のネクストジェネレーションな若手就農者たち

YOUNG FARMERS【小倉南区】大葉しゅんぎく若手会

右から中矢秀さん、松井 玄さん、岡村温賀さん、川崎将樹さん、高木翔太さん、矢野大介さん
北九州市小倉南区の伝統野菜 「大葉しゅんぎく」。

普通の春菊とは違い、ギザギザのない丸みを帯びた葉が特徴。

春菊よりもクセがなくマイルドでさわやかな味わいで、子どもでも食べやすい。 鍋はもちろん、 サラダにして食べてもおいしい万能野菜だ。

大葉しゅんぎくは昭和50年代に小倉南区の農家が独自に品種改良を行なう中で作り出されたもの。

その後、JA育苗センターが普及をはかり、広まっていったそうだ。

ところが近年では、少しずつ単価が下がっているうえに生産者も減り、売上は右肩下がり。

農家の部会の課題として、ブランド化に関する専門家に相談したところ、アイデア豊富な若手世代の力をもっと活用した方がいいというアドバイスをもらった。

そこで立ち上がったのが「大葉しゅんぎく若手会」だ。

若手会のメンバーは全部で7人。

農業のキャリアはバラバラだが、「大葉しゅんぎくを地域の特産品として広く知らしめたい!」という思いはみんな同じだ。

味もおいしくて栽培もしやすいのに、普通の春菊に比べて認知度が低い。

そうした現状を変えるためになにが必要なのか?

今年の4月の発足から忙しい合間をぬって話し合いを重ねている。

「まずは北九州市民で大葉しゅんぎくを知らない人がいないようにしたい。

最後には全国の人に『北九州といえば大葉しゅんぎく!』と言ってもらえるようになりたいですね」とリーダーの矢野さん。

読者のみなさんにもぜひ一度食べてみて欲しいとのこと。

リーダーの矢野大介さん(右)と塚本颯人さん(左)
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