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「福岡をアートの街へ」アーティストと芸術が集う新しい空間とは

写真左が今回取材した代表の李成倫(リ・セイリン)さん。 画廊に常駐するアーティストのRan.さんとYuta kaneiki さんとの一枚。

アーティストが活躍できる場を作り

福岡をアートの街にしたい

◎どんな場所ですか?

10名のアーティストの作品展示と販売を行なうギャラリー兼アトリエでカフェもあります。

そのうち常駐しているアーティストが5人いて、創作活動の見学や、作品にまつわる話を聞ける空間でもあります。

芸術家のコラボ作品が生まれるなど、作り手の化学反応が起きる場所ですね。

アーティストのRan.さん

◎オープンしたきっかけは?

もともと私は芸術家を目指していましたが、美大に落ち諦めた過去があります。

その後、今の事業で成功しましたがアートへの思いは残っていました。

また、福岡は才能あるアーティストが多くいますが、作品を発信する場所がなかった。

そこで、事業で得た収益で若手アーティストの活動を支える場を作りたいと思ったのがきっかけです。

海外ビジネスを通して、世界中の人に作品を見てもらえる機会も作りたい。

アーティストたちは、私のそうした思いに共感してくれています。

今後はみんながそれぞれの人脈を活かし、共にこの場所を盛り上げていきたいですね。

アーティストのYuta kaneikiさん

◎今後について

ここ奈良屋町をアートで観光スポットにしたいです。

店の前の通りは港から続いていて、外国人観光客がよく通ります。

だからこの街にアートが集まれば話題になるはず。

具体的には、計50平米を使用した現代アートの巨大なギャラリーにリニューアルします。

また、アートを取り入れた商品もプロデュースしたい。

アーティストが描いた作品とコラボしたアートな日本酒を、福岡の酒蔵とコラボして販売します。

様々な仕掛けで、福岡発のアートを多くの人に知ってもらい、福岡を芸術の街と呼ばれるくらいに広げていきたいですね。

代表 李成倫(リ・セイリン)さん

中国生まれ。20歳の時に来日し、日本語学校で学んだ後、 九州大学に入学。同大学院修士課程修了。東京の薬品会社に就職後、愛着のある福岡に戻り、 輸出販売会社を起業。22年11月、 ギャラリー 「JTL”HYU” ART」をオープン。 写真は画廊に常駐するアーティストのRan.さんとYuta kaneiki さんと。

Data
JTL”HYU” ART
所福岡市博多区奈良屋町14-20-1
Instagram: jtl_hyu / hyu_artcafe

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