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【美味本magazine2024】贅沢な空間で食す 新鮮食材の鉄板焼き|鉄板焼 舞

筑紫野市天山 | 鉄板焼

鉄板焼 舞

ディナーメニューは1万円〜。写真は活伊勢エビ、九州産A5ランクフィレステーキがメインのコース『令』(1万5000円)おすすめのランチメニューは『お昼の鉄板焼きコース』(5500円)

 

贅沢な空間で食す
新鮮食材の鉄板焼き

 

扉が開いた瞬間から特別な時間が始まる。天井が高いエントランスホールの壁は薄い大理石。背面からの照明の色合いを変えることで様々な表情を見せる。その他、庭園を彩る石、テーブル天板の化石入りの希少な石など様々な石が使われている店内。2023年6月、西鉄朝倉街道駅から車で約10分の場所にオープンした『鉄板焼 舞』は、〝石〟がテーマの贅沢な空間で鉄板焼きを楽しめる店。

 

約20mmの一枚ものの鉄板は余熱準備に20分ほどかかるとのこと。「緊張しますね(笑)」と言う水浦さんだが、シェフの洗練された手さばきを見るのも優雅な時間だ

 

九州産A5ランクの和牛、国産の伊勢エビ、アワビなど料理長・水浦巧さんが見極めて仕入れた新鮮な食材が、目の前の鉄板の上で調理される。メインダイニングに置かれた曲線を描く鉄板前のカウンターも特等席だが、特別な日・大切な日には個室をぜひ利用したい。両サイドが溶岩石で鏡の演出もあり、異空間をさまようような廊下からつながる個室は2つ。空間を石が包む石の部屋『天山』と繊細な組子細工の壁も美しい木の部屋『筑紫』、どちらも最大6名まで利用できるが、2名でも貸しきることができる。しかも室料は無料だ。

 

一枚物の鉄板が存在感を放つ石の部屋『天山』。左右の壁は香川産の高級花崗岩・庵治石(あじいし)。窓の外に広がる庭の風景は、日が沈むとより幻想的になる

 

まずは季節を感じられる先付やオードブルから。そして、これから焼かれる生簀から取り出されたばかりの新鮮な伊勢エビや、色合いやサシが美しい肉を見れば気分は高揚。「よろしくお願いします」から始まるシェフの洗練された手さばき、素材が焼けていくチリチリという音、コテが鉄板とふれあう音、漂ってくる香り…目の前の鉄板で焼かれるライブ感に高まった期待通りの味わいが楽しめる。

 

ステーキが焼けていく変化を見るのも前菜の一つ。「しっかり満足していただきたい」と、フィレステーキの基本は80gだ

 

九州産A5ランクフィレ肉と、生簀から取り出してすぐのまだ動いている伊勢エビとアワビ。間近に見る食材に目を輝かせるお客様も多いとのこと。特別な日のスペシャルコース『蘭コース』(2万円)では、これら3つをすべて楽しめる

 

〆は柴漬けを合わせたガーリックライスの細巻、香の物、味噌汁。例えば前菜のカルパッチョも魚を昆布締めしておくなど、かつて和食の料理人だった水浦さんを中心に3人のシェフがつくる、和の技法を生かした料理も魅力だ。お酒はシャンパン、ワインの種類が豊富で、ステーキに合う東北地方のキリッとした日本酒もそろえている。デザートプレートには文字を入れてもらうことも可能なので相談してみよう。

 

個室に続く廊下は欧州の宮殿に迷い込んだようで思わず驚きの声が

 

SHOP INFORMATION ーーーーーーーー

鉄板焼 舞

[所]筑紫野市天山597-2 ライフステージゼウス1階
[☎]092-403-0545
[営]11:30~OS14:00/17:00~OS21:00
[休]不定
[HP]https://r.goope.jp/mai/


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

 

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