【パンと温泉】『ORIGINE MONTMARTRE(オリジーヌモンマルトル)』（朝倉市）

前から歩いてくる人が、導かれるように入り口の扉を開けて中に入っていく。

惹かれてその場所を見てみると、ガラス越しの店内がお洒落！

福岡から外国へトリップしてしまった様な気持ちになれるこのお店は、

朝倉市の甘木商店街の本通り沿いにある『ORIGINE MONTMARTRE』だ。

お店の左側にはサンド系やお食事パンが並び、

向かって反対側には見目麗しいパンが所狭しと並んでいる。

加えて、ショーケースの中や店内に並ぶ小物たちは、

オーナーの堀 聡志さんがフランスのパティスリーやベーカリーでの

修行時代に趣味で集めてまわったものだそう。

10～20個ほどまとめ買いをされることもあるという

看板商品『Croissant(クロワッサン)』の人気の高さは食べて納得。

その中から香るバターと外のサクサク感がたまらない。

この香りと食感の秘密はフランスでの修行時代に思いついたという、

焦がしバターを練り込んだ生地にあるそうだ。

リベイクしたクロワッサンもたまらないので、一人最低2個購入したくなる！

パリで毎年開催されているクロワッサンのコンクールでの入賞経験もある

オーナーの堀さんだが、それでもまだ満足していない。

最初は、３～4日かけて作っていたクロワッサンは、

今では5日間の仕込みを経て作られている。

「もしかすると、お客さんの中には

『以前食べたときと味が違う…』と感じられる方がいるかもしれません。

でも、それはもっと美味しいものを追求していきたいという自分の気持ちの表れです」と堀さん。

「昨日よりも美味しいものを作りたい！毎日BESTなものを」

という信念のもとパンに向き合う姿が熱く感じられた。

オーナー堀さんの「もっといいものを、新しいものを作ろう」と

日々、熟考しながらいいものを追い求めるパン作りへの姿勢も、

フランスのブーランジュリーでの修行時代の経験が根幹にある。

いいものを作るために自分の感覚を

ブラッシュアップしていくことを、今も変わらず続けているそう

この想いこそが、このお店のパンが美味しい秘訣だ。

そして、美しいパンたちの秘密は、

フランスでパティシエとしての経験したことが活かされている。

元々、パティシエとして経験を積みたいが為に渡仏したそうで、

今でも「パティシエのつもりでパンを作っています」と堀さん。

今後はケーキもお店に並べたいと意気込みを語ってくれた。

土日の週末には、遠方からの若いお客さんが通う一方、

平日は徒歩や自転車で来られる方が多く、

おやつやコーヒーのお供に年配の女性の方が多いのだそう。

接客をメインで担当しているのは、奥さま。

焼きたてでない持ち帰ったクロワッサンは

「やっぱりリベイクして食べるのがおススメですね」と、アドバイスをいただいた。

そして、最後に堀さんご夫婦から、

「ぜひ食べてほしいのが！」とおススメされた

『Tartelett amandine(タルトレット アマンディーヌ)』。

普段はあまり使わないものを使用しているという、

アーモンドづくしのタルト。

何が入っているかを予想しつつも、味わって欲しい。

何種類ものパンと焼き菓子の誘惑に勝つことが出来なくて、

ついつい買いすぎてしまうこと間違いなしのお店だ。

パンと温泉ー原鶴温泉

そして朝倉市といえば福岡県有数の

湧出量を誇る温泉地の原鶴温泉。

朝倉ICから約10分、九州の玄関口博多からも

車で約1時間の交通アクセスの良さも嬉しいところ。

筑後川のほとりにある温泉郷「原鶴温泉」は、

弱アルカリ性単純泉と単純硫黄泉の2つの泉質を持ち、

古い角質を落とす性質と美白効果を併せ持った「W美肌の湯」として

県内だけでなく県外からの観光客にも人気の温泉だ。

入浴施設一覧はこちらから

日帰りの場合も立ち寄り湯ができる施設があるので筑後エリアを回った後、

旅の疲れを癒すのにピッタリだ。

和風の温泉旅館からスタイリッシュなホテルまであるので、

旅のシーンに合わせて利用してみてはいかがだろうか。

宿泊の場合は周辺にも

日本一の昇竜観音像でありパワースポットの「香山昇竜大観音」、

雑貨屋や着物レンタルができるスポットなどもあるので、

温泉街をゆったりの楽しむのもオススメだ。

また今年の5月24日(金)～9月1日(日)の期間で

屋形船に乗って伝統的な鵜飼漁を観賞できる、鵜飼観覧キャンペーンも実施している。

先着順になるのでご予約される方は下記リンクを要チェックだ。

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