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【美味本magazine2024】健啖家が集う西中洲の隠れ家イタリアン|Shinsuke Yamamoto

中央区西中洲 | イノベーティブ

Shinsuke Yamamoto

コース(1万6500円)より、『近江鴨モモ肉のラグーソースを詰めたラヴィオリ カボチャのソースとアマゾンカカオ』。アマゾンカカオ(写真奥)を目の前で削ってくれる

 

健啖家が集う
西中洲の隠れ家イタリアン

 

西中洲のビル5階、飛び込みではまず行かない場所にある隠れ家イタリアン。ヴェネトやトスカーナなどイタリアの4つの州で腕を磨いた山本シンスケさんが、ジャンルを超えたご馳走を振る舞ってくれる店だ。市場で自ら選んだ魚介類や国産牛、フランスやイタリアの食材を駆使し、食後のコーヒーに添える小菓子まで手づくりする。「イタリアでは星付きのリストランテから家庭料理の店まで、幅広い経験を積みました。帰国後も東京などで仕事をしていたので、福岡に戻ってきたのは30年ぶりなんですよ」と山本さん。

 

『フランス、モン・サン=ミッシェル産ムール貝とアーモンドミルクのリゾット』。モン・サン=ミッシェルのムール貝は味が濃くて美味しいですよ!と山本さん

 

イタリア人の大らかな気質と同様に、「ついたくさん作っちゃう」という山本さんだから、イタリア人並に食べられる健啖家が集う。フォアグラやキャビア、トリュフといった高級食材も使用した8皿ほどのおまかせコース(1万6500円)は、プレゼンテーションも美味しさも、驚きとワクワクの連続だ。

 

食材の組み合わせの妙を楽しめる『千葉県産大ハマグリのカツレツ 焼きナスのソース アボカドのアイスパウダー』

 

「早朝市場に行って自分の目で確かめた食材を仕入れるので、その日によってメニューは変わります。『あの時のあれまた作って!』というオーダーもいただきますが、食材があればリクエストにも応じられるので、予約の際にお伝えいただけたら」。

 

『北海道産短角和牛ヒレの炭火焼き フレッシュポルチーニ茸のソテー、7種の野菜の塩漬け』。柔らかいヒレ肉の旨味に、ポルチーニ茸が香り立つ!

 

九州の旬の素材を交えたおまかせコースが厳選したワイン(ボトル1万円〜)とともに楽しめるとあって、「2人でワイン3本など、結構飲まれる方も多いですよ!」。ついついワインが進む人が多いのも、この店のアットホームな雰囲気のお陰かもしれない。

 

小学生の頃から料理に興味を持ち、なんでも手づくりする山本シンスケさん

 

「僕の家に来てもらったような感覚を味わってもらおうと、オープンキッチンにも木を多用して、床材は本来なら靴で上がらないような、家庭用の木材を使っています」。リストランテの料理をクッチーナのような雰囲気で楽しく味わえる、西中洲の希有な店。ダイエットのことは忘れて、季節ごとに訪れたい。

 

自家製フォカッチャには、香りも色もフレッシュな『パルケオリーヴァ セリエ オロ エキストラヴァージン・オリーブオイル』をつけて

 


SHOP INFORMATION ーーーーーーーー

Shinsuke Yamamoto(シンスケヤマモト)

[所]福岡市中央区西中洲3-21 AG西中洲5階
[☎]092-406-0811
[営]17:00〜23:00
[休]日曜
[Ig]@shinsuke_yamamoto_n


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

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