【ちはやのわ】ますます賑わう 千早に注目!Vol.1 後編
時代と共にカタチを変えながらも、地域のコミュニティハブとして
たくさんの“わ”を広げてきた『ガーデンズ千早』の周年を記念して、
同施設を取り巻く千早のまちの歴史や魅力をフィーチャーします!
スポーツガーデン香椎からガーデンズ千早へ
民間運営の公園として注目を集めるちはや公園
翌年の2022(令和4)年には、『ガーデンズ千早』に隣接する形で、『ちはや公園』がオープン。芝生エリアやオープンデッキ、カフェレストランなどが点在する、全国的にも珍しい「民間が運営する公園」として、注目を集めている。『ガーデンズ千早』を利用する人の休憩スペースや、イベントスペースとしての活用だけでなく、地域のヒト・モノ・コトをつなぐ「コミュニティハブ」として、千早エリアの魅力向上と、新たな賑わいの創出に一役買っているようだ。そして遂に、2024(令和4)年4月、3号線に面したボウリング場の跡地に、家電量販店『エディオン』を核とした、地上2階建て、14のテナントが入居する新たな商業施設がオープン。『スポーツガーデン香椎』の再開発が完了する予定だ。
まちの暮らしを豊かにする地域のコミュニティハブ
千早のまちで、約60年に渡り、地域の人々の健康や文化的で豊かな暮らしを支えてきた『高橋株式会社』。その根底にあるのは、長く事業をさせてもらった千早のまちに貢献し、人々の暮らしをより楽しく、より豊かにしたいという思いだ。『ちはや公園』の誕生から早2年。今日も公園には、多くの人々が訪れている。小さな子の手を引いて、散歩をする親子連れや、芝生の上を元気に走り回る子どもたち、ベンチに腰掛けておしゃべりに花を咲かせる年配の方や、宿題を広げる中高生など。さまざまな人が、思い思いに過ごすその様子はまさに、ガーデンズ千早のコンセプト“暮らしたのしむ、まちのオープンリビング”こそのもの。千早の人々の日常に、すっかり溶け込んでいる。
CHIHAYA’S VOICE
千早校区自治協議会会長
ちはやをよくする会 副会長
村上肇さん
いいまちというのは、
人の繋がりなくしてできません。
1950(昭和25)年。4歳の頃に西鉄千早駅の前身である、西鉄名香野駅前に越してきた、村上さん。20歳の頃に、国道3号線を挟んだ実家の向かい側に、『スポーツガーデン香椎』がオープン。「家に帰らずスポガに帰っていた」と冗談交じりに語るほど、毎日のように通い詰めたのだそう。世は空前のボウリングブーム。メキメキと腕を上げていった村上さんは大会で優勝し、シンガポールまで試合をしに行ったこともあったという。「スポガの存在は、まちの人の拠り所。いつでも集まれる公民館のような場所でした」。『スポーツガーデン香椎』が『ガーデンズ千早』となり、『ちはや公園』ができた今も、この場所がまちの人々の拠り所であることは変わらない。15年ほど前から、千早地区自治協議会の会長として、まちの賑いの創出に尽力し、『ちはや公園」での取り組みを推進する『ちはやをよくする会』でも副会長を務めている村上さん。「千早で生まれ育った子どもたちが、将来進学などでまちを離れても、いつかは千早に帰って来たいと思えるような思い出を、たくさんつくってあげたいんです」と地域への想いを語る。「いいまちというのは、人の繋がりなくしてできません。かつてスポガに人が集まったように、ちはや公園をはじめとする、まちの様々な‘‘場’’が、人と人、人とまちが繋がる、きっかけになればいいなと思います」。
エディオンガーデンズ千早東店
「ガーデンズ千早」の東隣に、福岡県内24店舗目の「エディオン」直営店がオープン。
2階に「エディオン」と、ロボットプログラミング教室『ロボ団」、
1階には「STARBUCKS」、「SeriaJ、[zoff」、「マツモトキヨシ」、「ニトリEXPRESS 」など13店舗が出店。1階のオープンは、2024年4月26日(金)を予定している。