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【ちはやのわ】ますます賑わう 千早に注目!Vol.1 後編

ちはやのわ
時代と共にカタチを変えながらも、地域のコミュニティハブとして
たくさんの“わ”を広げてきた『ガーデンズ千早』の周年を記念して、
同施設を取り巻く千早のまちの歴史や魅力をフィーチャーします!

 

ボウリングやバッティングセンターが入った スポガ香椎

スポーツガーデン香椎からガーデンズ千早へ

 

千早エリアの区画整理事業が進むなか、2001(平成13) 年には『スポーツガーデン香椎』内に、スポーツとリラクゼーションを組み合わせたスポーツクラブ『エスタ』がオープン。その後もバッティングセンターを併設するなど、時代と共に形を変えながら、地域のランドマークとして定着していった。東区で生まれ育った人であれば、子ども時代に家族に連れられて通ったことを懐かしく思い出す人も多いのではないだろうか。学生時代には友だちゃ恋人と、結婚してから再び、子どもを連れて訪れるなど、親子3世代、56年間に渡って愛された『スポーツガーデン香椎』は、2019(平成31) 年より、老朽化に伴う再開発に向けて、惜しまれつつも順次閉店した。
そして2年後の2021(令和3) 年4月、ゴルフセンターの跡地に複合商業施設『ガーデンズ千早』がオープン。福岡最大級の品揃えを誇る『無印良品』をはじめ、24時間営業のスーパーマーケット『サニー』や、カフェ、ベーカリー、シェアキッチン、スポーツクラブなどが入居し、大きな話題となる。
「スポガ香椎」で遊んだ思い出は、まちの人々の原体験のひとつとして、今なお大切に刻まれている

民間運営の公園として注目を集めるちはや公園

翌年の2022(令和4)年には、『ガーデンズ千早』に隣接する形で、『ちはや公園』がオープン。芝生エリアやオープンデッキ、カフェレストランなどが点在する、全国的にも珍しい「民間が運営する公園」として、注目を集めている。『ガーデンズ千早』を利用する人の休憩スペースや、イベントスペースとしての活用だけでなく、地域のヒト・モノ・コトをつなぐ「コミュニティハブ」として、千早エリアの魅力向上と、新たな賑わいの創出に一役買っているようだ。そして遂に、2024(令和4)年4月、3号線に面したボウリング場の跡地に、家電量販店『エディオン』を核とした、地上2階建て、14のテナントが入居する新たな商業施設がオープン。『スポーツガーデン香椎』の再開発が完了する予定だ。

駅周辺の再開発により流入してきた人々が、地域と繋がりを持つきっかけの場としても機能している「ちはや公園」
オシャレな雰囲気も魅力!

まちの暮らしを豊かにする地域のコミュニティハブ

千早のまちで、約60年に渡り、地域の人々の健康や文化的で豊かな暮らしを支えてきた『高橋株式会社』。その根底にあるのは、長く事業をさせてもらった千早のまちに貢献し、人々の暮らしをより楽しく、より豊かにしたいという思いだ。『ちはや公園』の誕生から早2年。今日も公園には、多くの人々が訪れている。小さな子の手を引いて、散歩をする親子連れや、芝生の上を元気に走り回る子どもたち、ベンチに腰掛けておしゃべりに花を咲かせる年配の方や、宿題を広げる中高生など。さまざまな人が、思い思いに過ごすその様子はまさに、ガーデンズ千早のコンセプト“暮らしたのしむ、まちのオープンリビング”こそのもの。千早の人々の日常に、すっかり溶け込んでいる。

多くの人に愛された『スポーツガーデン香椎』のスピリットを受け継ぐこの場所は、どんなに時代が移り変わろうと、地域のハブとなる「心地良い場」であり続けることだろう。今後ますますの賑いをみせる千早のまちと共に、『ガーデンズ千早』のこれからにも、期待したい。

CHIHAYA’S VOICE

千早校区自治協議会会長
ちはやをよくする会 副会長
村上肇さん

いいまちというのは、
人の繋がりなくしてできません。

1950(昭和25)年。4歳の頃に西鉄千早駅の前身である、西鉄名香野駅前に越してきた、村上さん。20歳の頃に、国道3号線を挟んだ実家の向かい側に、『スポーツガーデン香椎』がオープン。「家に帰らずスポガに帰っていた」と冗談交じりに語るほど、毎日のように通い詰めたのだそう。世は空前のボウリングブーム。メキメキと腕を上げていった村上さんは大会で優勝し、シンガポールまで試合をしに行ったこともあったという。「スポガの存在は、まちの人の拠り所。いつでも集まれる公民館のような場所でした」。『スポーツガーデン香椎』が『ガーデンズ千早』となり、『ちはや公園』ができた今も、この場所がまちの人々の拠り所であることは変わらない。15年ほど前から、千早地区自治協議会の会長として、まちの賑いの創出に尽力し、『ちはや公園」での取り組みを推進する『ちはやをよくする会』でも副会長を務めている村上さん。「千早で生まれ育った子どもたちが、将来進学などでまちを離れても、いつかは千早に帰って来たいと思えるような思い出を、たくさんつくってあげたいんです」と地域への想いを語る。「いいまちというのは、人の繋がりなくしてできません。かつてスポガに人が集まったように、ちはや公園をはじめとする、まちの様々な‘‘場’’が、人と人、人とまちが繋がる、きっかけになればいいなと思います」。

千早並木広場で行なわれている「青空市」の企画や「ちはや秋フェス」など、地域が一丸となれるイベントを大切にしている村上さん

 

2024年4月19 日(金)OPEN!
エディオンガーデンズ千早東店
ガーデンズ千早」の東隣に、福岡県内24店舗目の「エディオン」直営店がオープン。
2階に「エディオン」
と、ロボットプログラミング教室『ロボ団」、
1階には
「STARBUCKS」、「SeriaJ、[zoff」、「マツモトキヨシ」、「ニトリEXPRESS 」など13店舗が出店。1階のオープンは、2024年4月26日(金)を予定している。

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