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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 川村 友斗

川村友斗(Kawamura Yuto・背番号61

ついに支配下昇格!
卓越した打撃センス
1軍定着を掴む!!

育成指名から3年。ついに川村が支配下登録をつかんだ。
新たに背負う背番号は61。早速開幕1軍を勝ち取り、初出場、初打席も経験した。走攻守のバランスもよく、首脳陣からの期待も大きい川村友斗が本誌初登場!


 

腹をくくって挑んだ春季キャンプ
背番号61にジワリ実感

春季キャンプは一つひとつのプレーが
支配下登録につながると、無我夢中でした。手応えはなかったんですが、支配下に登録され、さらに1軍の試合に出場して、ようやく自分らしさをアピールできていたのかなと思えました。当初は実感が湧きませんでしたが、指名をもらった時と同じぐらい友人、知人からたくさん連絡をもらいました。背番号61も好評で、一層頑張っていかないといけないなと気が引き締まります。
 昨年はオープン戦で1軍を経験。出だしはすごく良かったのに、左肘を骨折して状態が上がらず、2軍、3軍、4軍と全てを経験しました。昨年が育成2年目だったので、あと1年しかないという焦りはありました。年末、実家に帰った時には「腹をくくって1 年間やります」と話しましたし、強い気持ちで自主トレ、春季キャンプを過ごしました。今となっては昨年の経験が今年に活きていたのかなと思います。一緒に支配下登録された緒方( 理貢)さん、仲田( 慶介)は(登録される)枠があるので、負けないようにと思っていたライバルでもありましたが、刺激を受けることも多い存在でした。

 

走攻守でチームの4年ぶり優勝、
日本一に貢献したい

プロで一番成長したのは守備ですね。2軍の時に井出(竜也)コーチが守備をしっかり教えてくれたので、意識も変わりました。まずは小久保(裕紀)監督から言われた役割に対して、全力を尽くすのが一番の目標。その中で、僕は打つだけじゃなく、守備でも走塁でも戦力になれると思っているので、1軍に定着していけたらいいなと思っています。やっぱりPayPayドームでの1軍の試合は、今まで経験したことのないようなファンの数、声援の大きさなので、よりファンの力を感じます。もちろん筑後でもそれは感じていたんですが、レベルが違いました。それもあって、最初の打席は緊張しましたが、緊張しっぱなしということもなく、声援に後押しされています。
 僕の最大の武器は準備力。学生時代から寝坊したことがありません。単に、慌てたり、急いでアタフタしたりするのが嫌いなんですが、余裕を持って準備できれば、心の余裕も生まれると思うので、いいことばかりだと思っています。ただ、野球の部分では全てが足りないと思っています。今の実力では1軍のレベルに付いていけないと思っていますし、しっかり練習して日々レベルアップしていきたいと思っています。僕は実家が北海道、大学が仙台だったので、1軍に帯同しないと地元で試合を見てもらえないという思いもあります。去年は、両親がわざわざウエスタンの優勝が決まる試合を見るために筑後まで来てくれましたが、北海道からだとそう簡単には来られませんからね。仙台の球場が近いので、これからは家族に応援に来てもらうためにも、1 軍定着は絶対目標です。
 「川村」の苗字から、最近はチーム内で「ムー」って呼ばれています。気に入っているので、ファンの方もぜひそう呼んでください。ようやく今年、支配下に上がれたので、4年ぶりの優勝に少しでも貢献していけるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。

 

 

川村選手のプライベートに迫るQ&A

 

Q.福岡3年目ですが、どんな印象ですか?

A.ご飯がすごく美味しい! 地元の北海道に負けてない。それから“福岡といえばホークス”というぐらいの熱量で応援してくれる、いい街だなと思います。

Q.ファンに聞きたいことは?

A.今年から一人暮らしを始めたのですが、ご飯で困っています。ちゃんと栄養管理をしないといけないのに、面倒臭くてUber Eatsにお世話になりっぱなし。土地感も全くないので、おすすめのスポットがあったら教えてください!

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