【九州初上陸！】入りやすくなった人気ラーメン店『喜多方ラーメン坂内（ばんない）』を再訪し、その理由を探ってきました！
5月某日、遅めのランチをいただこうと、大名界隈を散策していると、
連日行列ができていた『喜多方ラーメン坂内』の列がいつもよりも短く感じました。
これはチャンス！とばかりにさっそくその列に並び、ほどなくして店に入ることができたのです。
訊けば、スタッフの体制が整い、4月下旬にアイドルタイムを廃止したとのこと。
中央区役所の目の前という立地もあり、12時から13時の1時間はランチ客が殺到するものの
その時間を外せば、比較的スムーズに入店できるようになったそうです。
『喜多方ラーメン坂内』は、昭和33年創業の喜多方ラーメンの名店『坂内食堂』の味を受け継ぎ
関東圏を中心に国内はもとより、海外にも店舗展開をしている人気のラーメン店です。
それではさっそく、看板メニューの『焼豚ラーメン』（1140円）をいただくとしましょう。
麺が見えないほど、焼豚で表面を覆い尽くしたボリュームたっぷりの1杯。
まずは焼豚を一口……。トロけるほどの柔らかさに、思わず頬が緩みます。
余分な油を落としているそうで、1枚、また1枚と食べ進めることができました。
続いて麺をいただきます。“喜多方ラーメンは麺が命”と言われているほどだそうで
もちもちシコシコの平打ち熟成多加水麺は
あっさりとしていながらも豚骨ならではのコクがある透き通ったスープによく絡みます。
トロうま特製焼豚、手揉み麺、すっきりおいしいスープが三位一体となった1杯は
まさにこの店がめざす“毎日食べても飽きない味”そのもの。
多くの人々から愛され続けている理由を垣間見ることができました。
ところで。
今年の夏は、観測史上1位の暑さになる可能性があると言われているそう。
確かに、ここ最近は5月というのに暑い日が続きました。
そんな日にこそ食べたい、冷やしラーメンを2つご紹介！
1つめは、冷たい喜多方ラーメンといえば！の「和風冷やしラーメン」（920円）です。
かつおだしがきいたさっぱりとしたスープが評判のこのラーメンは
冬も食べたいというファンたちの声に応えるカタチで通年での提供になったほど。
温かいラーメンと比較すると、麺がギュギューッと引き締まっていて喉越しも最高！
別添の焼豚にはわさびが添えられており、さらにさっぱりといただくことができます。
そして、もう1つは夏季限定（5〜9月）に提供される「中華風冷やしラーメン」（980円）。
具材は焼豚、メンマ、キュウリ、薬味ネギ、紅ショウガ、練からしで
いわゆる“冷やし中華”風ではあるものの、
温かいラーメン同様、平打ち熟成多加水麺が使われているため
『中華風冷やしラーメン』と名付けたのだそう。
酸味を控えたさっぱりしたスープが評判です。
この2つの冷やし麺、スープに氷が浮かべられており、キンキンに冷えた状態で提供されます。
この夏、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
DATA
喜多方ラーメン坂内 天神大名店
福岡市中央区大名2-10-1シャンボール大名A103号
（地下鉄空港線「赤坂駅」3番口より徒歩2分、福岡市中央区役所向かい）
電話番号：092-406-2288
営業時間：11:00～21:30
定休日：水曜
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