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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 緒方理貢

緒方理貢(Ogata Riku・背番号57

支配下登録を勝ち取った
宮崎出身ユーティリティープレイヤー
1軍定着にアピール中!

 

開幕からベンチ入りを続け、4月末までに17試合に出場するなど存在感を見せる緒方理貢。俊足堅守のユーティリティープレイヤーは、すでに首位を走るホークスの欠かせない選手となっている。


 

故障が癒え、本領発揮
今年が勝負の1年になる

大学4年の時に肩を痛めてから、ずっと送球などに課題を抱えていました。育成2年目の秋あたりからまた痛みが出て、手術という選択肢もあったんですが、トレーニングで改善する方法を選び、取り組んできました。時間はかかりましたが、トレーニングの回数を増やしたのが功を奏し、ようやく昨年秋ぐらいから自分の感覚が戻ってきて。自主トレ中やキャンプ中は「やっと整ってきた」と実感でき、あとはチャンスをもらった時にどう自分をアピールするかだと気を引き締めていました。今年が勝負だと思っていたのは、育成4年目ということもありますが、体の状態がいい今こそという意味合いもあったんです。
 支配下登録から約2カ月。背番号57にやっと慣れたというか、やっと落ち着いた感じになってきました。本当に今年が勝負だと思っていたので、支配下登録されたことにホッとする間もないですね。背番号が変わったからといって長くいられる世界ではないので、今年が勝負という気持ちは変わっていませんね。

 

一つひとつのプレーに全力!
1軍に定着し、優勝の瞬間をともに

 1 軍の試合に出て感じるのは、甘い球が全然来ないということ。途中から出ることも多いので、少ない打席の中で結果を出すことの難しさも感じますが、プロは本当に良いものを持っていても結果が出ない選手もいるので、〝結果を出す〞ということを意識してやっていきたいです。1軍に定着するためにも、打撃や走塁のレベルアップは必然。ホームゲームの試合は、途中からでも違和感なくスッと入っていけますが、ビジターは初めて行く球場も多く、見える景色や打球の見え方も違うので、そこにも慣れていく必要があると思っています。ギータ(柳田悠岐)さんや近藤(健介)さんは常に一緒に守備練習をするので、その時に打撃のことを聞いています。その中で本当に自分の考え方が変わることもありますし、いい日々を過ごせているなと思います。あとは本当に結果を出すだけ!
 代走で出る時も、走塁だけが全てではないと思っているので、安打1本でホームに帰って来られるかどうかとか、その微妙な判断がチームの結果を左右します。そういうところもしっかり意識してプレーしたいですね。チームには足が速い選手、走塁が上手い選手がたくさんいるので、投手の癖とか、タイミングの取り方とか情報を共有しながら、もっとレベルを上げていきたいです。
 チームはとてもいい雰囲気ですし、普通にやっていけば勝てる戦力だと思います。近くで見ていてもすごい選手が揃っているので、自分もずっと1軍で試合に出続けて、リーグ優勝とか日本一の瞬間に一緒に立ち合いたいですね。ようやく支配下登録され、本当に今年が勝負だと思っています。まずは自分の結果を大事にして、そしてファンの皆様が求めている勝利、リーグ優勝に貢献できればいいかなと思っています。チームメートには「リク」って呼ばれているので、皆さんにも名前を覚えてもらって、声援を送ってもらえると嬉しいです。

 

 

緒方選手のプライベートに迫るQ&A


Q.休日のリラックス法は?

A.サウナが好きです。サウナブーム前からよく行っていました。休みの日はずっと家にいるのが嫌なので、基本的には出かけています。で、とりあえずサウナって感じですね。

Q.福岡にある好きなお店は?

A.福岡市中央区大名にある「坐離宮」です。料理が美味しいし、雰囲気もいいので、プライベートで利用しています。

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