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未来工房|家事動線をコンパクトに外の景色も楽しめる自然に囲まれた平屋

久留米市在住 Tさんの住まい
 
利便性が良かった都心から、
田畑や木立に囲まれた山の麓へ。
自然の中で[未来工房]と一緒に
2度目の家づくりを体験したTさん。
眺めがよくて包容力のある新居では
ご夫婦の心豊かな生活が綴られています。
 


平屋の空間をいかに無駄なく活かすか。LDK には家事動線をコンパクトにおさめつつ、外の景色も楽しめるよう配慮。キッチン周辺の素材やデザインには奥さまのセンスが反映されて
 
 

「自然に囲まれた土地で
のんびりと暮らしたかった」

 
 初夏のある日、木々の緑が輝く耳納連山の麓へ。木立の間に建てられたT邸は、まわりの風景に溶け込むような表情の平屋だ。決して大きくはないけれど、安定感があって地にどっしりと足が着いている印象。自然との一体感もあり、とても豊かだ。[未来工房]がすすめる『小さな家』って、こういう家を言うんだろうと思った。
「とにかくホッとする家、夫婦ふたりでゆっくりと過ごせる家を建てたかったんです」と施主のTさんは振り返る。

 20年ほど前、佐賀市の住宅地に自宅を建てて暮らしていたTさんご夫妻。仕事に子育てに忙しくも充実した日々だったが、ご主人の勤務地の移動や娘さんたちの独立などさまざまな要素が重なり、2年ほど前に生活拠点を移すことに。ずっと自然豊かな田舎で暮らしたかったこともあり、勤務地周辺で土地を探してこの地にたどり着く。「土地探しの段階から、家づくりを依頼した未来工房さんに協力していただきました。未来工房さんのことは前々から知っていたのですが、一昨年の夏にふとモデルハウスに寄ったところ、やっぱりいいな、と。自然の中にこういう木の香りがする家が建てられたらと思ってお願いしたんです。担当者の方が物腰の柔らかい方で、気くばりもすごく細やか。この土地をご紹介いただく時もきちんとコミュニティの雰囲気まで下調べしてくださっていて、とても助かりました」。Tさんにとっては2度目の家づくり。最初に建てた家ももちろん気に入っていたけれど、以前と今とでは家を建てる目的が少し違う。長年温めていた「こうしたい」「ああしたい」というアイデアはたくさんあるけれど、何よりもこののびやかな田舎の風景を暮らしにどう取り入れようか、設計士と一緒にワクワクしながら話し合ったという。

 

周囲の自然と馴染む外観。玄関には鎖型の雨樋を設置。雨降りが楽しみになる仕掛けでもある
 

天窓から自然光が差し込む明るい玄関。扉を開けた瞬間、清々しい木の香りが迎えてくれる
 
 

「新しいわが家では
日常がますます愛おしい」

 

愛用の調理道具がよく馴染む洗練されたキッチンはオーダーメイド。シンク前の窓からは料理や洗い物をしながらでもエントランスの様子が見て取れる
 

リビングの窓はL 字型。窓一面に緑が広がっているように思えるが、窓の角にあたる柱と窓枠が電柱の存在を隠している。ソファは以前から愛用している『酒見椅子店』のオーダーメイド
 
 
 窓は家の額縁だと言われる。どの位置にどんなデザインの窓を取り付けるか・・・それは室内のインテリアを決める上でも欠かせない、大事なテーマのひとつだ。

 Tさんの住まいにもいくつか印象的な窓がある。ソファに座った時ガラス越しに山々が映る、リビングの窓。畳に座った時、ちょうど目線の高さに造園用の畑が広がる和室の窓。そして、そののびやかな景色とその中を行き交う観光列車を眺められる薪ストーブ横の大きな窓…どの窓もお気に入りの景色を美しくトリミングできるよう位置や形、大きさが計算されている。

「土地の南側には耳納連山の山々があって、北側には造園業者の畑が広がっています。一般的には南側に大きな窓を設けるケースが多いのでしょうが、私たちは北側の開けた風景を暮らしに取り入れたいとリクエストしました。直射日光を採り入れるというよりも、周囲の景色や自然を絵のように楽しめる窓にしたかった。未来工房の設計士さんは目の前でスケッチを描いてくださるので、イメージを共有しながら窓の位置や大きさが決められたのも良かったですね」。

 T邸の窓からの眺めは晴れの日もいいけれど、雨の日も風情があってとてもいい。ソファに腰掛けて表を眺めているだけで、時間を忘れてしまいそう。それは眺めだけでなく、きっとTさんの住まいそのものの居心地がいいからだと思う。
 

 
 新居に移るのを機に厳選された家具や調度品の存在も、T邸が居心地いい理由ではないだろうか。
たとえば、新婚時代に購入したソファ、娘さんたちが子どもの頃に使っていた木製の勉強机、友人が作ってくれた本棚、実家の裏庭の樹で作ったダイニングテーブル…ずっと使い続けてきた家具や思い出が詰まった雑貨は、娘さんがこの家に合わせてセレクトした北欧のモダンなプロダクトとひとつ屋根の下で違和感なく馴染んでいる。それぞれのデザインの相性の良さもあるけれど、[未来工房]の住まいにはさまざまなデザインを調和させるだけの包容力があるのだ、きっと。

 新居への引っ越しは2023年の9月。薪ストーブのおかげで冬も温かく快適に過ごすことができ、太陽光発電の活用で電気代も以前より安くなったそうだ。
「水は井戸水、ヒノキのお風呂も最高です。静かな環境ですから気持ちも落ち着きます。この家で暮らすようになってウォーキングなど身体を動かす機会も増えて、心身ともにリフレッシュできています」。
そして、家づくりを振り返って「大切なのは、夫婦の会話かな」とおふたり。夫婦でしっかり話し合って、家を建てる目的や互いの価値観を確認しておく。それは満足いく家づくりはもちろん、何だか豊かな人生にもつながる教えみたいだ。
 


香りのいいヒノキ風呂。仕事の疲れをゆっくりと癒せるように、バスルームにはこだわりたかったそう
 

寝室の奥には3 畳の和室。ここでも景色を楽しめる
 

 

「気持ちのいい風景を
絵画のように楽しむ贅沢」

 

薪ストーブを置いたリビングとつながる土間。大空とのびやかな田畑が広がる窓からの眺めが最高! 空間に良く合うラウンジチェアとオットマンは娘さんがセレクト。デンマークのブランド『HAY』のもの
 

 

 

https://www.iedukurifukuoka.com/home-visit/miraikobo-4/ 
— Company Info ————-
株式会社 未来工房
福岡県久留米市津福本町731
TEL:050-7586-2983
HP:https://www.mirai-kohboh.co.jp/
Instagram:@miraikohboh
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