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「いい」と感じた気持ち 貫いてよかった。|棟生工務店

【家づくりの本AWARD2024】

糸島市在住 Tさんの住まい

片流れの屋根を生かした空間に、
遊び心も取り入れた家は、
家族の未来を照らしてくれる場所。

システムキッチンは〈グラフテクト〉の二型をセレクト。ダイニングテーブルを続けて並べるのは奥さまの希望で、食事の時間に限らず家族がいつも集まる場所に

ゆとりのある空間で
子どもたちを育てたい

南からの光をたっぷり取り込んだLDKは、勾配天井の存在も手伝って、背伸びしたくなるような気持ちのいい空間。「いろんなビルダーを検討しましたが、棟生さんに決めて良かったです」と、ご主人は嬉しそう。

 

夫妻が家づくりの検討を始めたのは3年ほど前。二人目のお子さんを授かったタイミングだ。もともとご主人の実家が取得していた土地があったため、すぐに上物の情報収集を開始した。「洗練されているけれど、落ち着く。そんな家を造っているビルダーさんをかなり比較検討して、最終的に2つに絞りました」。そしてそれぞれに提案をもらい、心惹かれたのが〈棟生工務店〉の家だ。

正面は来客用玄関。右手はシューズクローゼットと家族用玄関に

 

パーキングから玄関までは、広い軒の下に設けたアプローチを通って。

 

「実は以前から、インスタグラムの投稿をチェックしていて、どの施工例もいいと思っていたんです」。天然乾燥材や本漆喰を採用し、高性能住宅を作り続けているところに加え、糸島が拠点で、何かあった時にすぐ頼れるところも魅力に映ったという。

そして無事にビルダーが決まり、まずリクエストしたのは、“回遊動線”。「雑誌やインターネット、棟生さんの展示場でも見て、取り入れたいと思って」と奥さま。すると次の打ち合わせでは、回遊する半分を “裏動線”として、家族用の玄関、トイレ、洗面、脱衣所、バスルーム、そしてファミリークローゼットを集約した間取りが目の前に。「家事がしやすいだけでなく、“表”の部分とのメリハリもあって、ほぼその案のまま、形にしていただきました(笑)」。

外壁は、〈棟生工務店〉の完成見学会で惹かれたウッドスタイルに。木材防護保持剤でもある〈ウッドロングエコ〉を塗布し、自然な風合いに仕上げた

ちなみにこの回遊動線は、2人のきょうだいにも大好評。「ぐるぐる回れるので楽しいみたい。以前はマンション暮らしで、周りに気を使わざるを得なかったけれど、戸建てでのびのび育ててあげられるようになったところも嬉しいポイントです」。

高性能住宅が生んだ
もう1つの利点

回遊動線に加え、夫妻がもう1つリクエストしたのが“平屋”の家。「将来のことを考えました。2階がある家も楽しそうだけれど、年を重ねたら上り下りが大変になるのでは?と」。その代わり、T家に設けられたのが、勾配天井を活用したロフトだ。

約140cmの天井高の、3畳ほどのスペースで、聞けば、ご主人の音楽部屋。収集した音源をヘッドホンやスピーカーで楽しんでいるそう。ここで驚いたのが、スピーカーで発する音が、家じゅうに心地よく回ること。

リビング脇の階段を上るとそこにはロフトが。ご主人念願の趣味部屋で、主に音楽を楽しむ場所。窓もあるので明るい

「断熱材のセルロースと木が音を良く反響させてくれているんでしょうね」と、これには〈棟生工務店〉の代表・吉富さんも驚きを隠せない。ちなみにロフトとは言え、ハシゴではなく、きちんと階段を設けたところもこだわり。「だからこそ、活用頻度も高く、子どもたちにとっても格好の遊び場になっています」。

リビングにはあえてソファを置かず、床に座るスタイルで広々とした空間を満喫。左奥に2つ仲良く並んだ扉が子ども部屋。右奥には和室も

 

また断熱と言えば、〈棟生工務店〉の家に欠かせない要素の一つで、高機密な家は、T家のQOLを格段にアップさせてくれたという。「猛暑の名残があった2023年9月に入居したのですが、快適でびっくり。そこから冬を迎えたのですが、ファミリークローゼットの床下に設置したエアコン1台の暖気だけでも十分過ごせて。梅雨もジメジメを感じませんし、暮らしていると、家全体が呼吸してくれているのがわかるんです」。

脱衣所と寝室の間に設けたファミリークローゼット。作業台も造作し、家事スペースとしても活用

 

 

家族用玄関の奥には、洗面やクローゼットへつながる裏動線が。

 

理想を叶えた空間を
少しずつ家族の色に

全てにおいて抜かりなく夫妻の理想が叶えられた家。さぞ細かなリクエストを伝えたのかと思いきや…。「間取りの時もそうでしたが、ほぼお任せなんです」と、奥さま。「私は実家がマンションで、一軒家のイメージが持てなくて。例えば家具の配置一つとっても、マンションだと想像がつくのですが、一軒家って、どう置けばいいの?と(笑)。そのあたりも全て汲み取っていただいて、打ち合わせでは、『ロフトが欲しい』『ピアノを置きたい』といったことを、箇条書き的にお伝えしていただけ。それがこうなるのですから、プロって本当にすごいなぁと」。

南側に設置したウッドデッキは、冬場でもお天気の日はポカポカ。家族で日向ぼっこを満喫するそう。人工芝を張った庭には夏になるとプールが登場。きょうだいは大はしゃぎ!

度々遊びに訪れる親御さんも「いい家だね」と喜んでくれているそう。ちなみにT家の漆喰の壁を彩るアートは、奥さまのお父さまの作品で、今ではこの家に欠かせない存在。「これから少しずつ、我が家らしい空間を作っていけたら嬉しいですね」。

インテリアに馴染む照明は、〈棟生工務店〉の提案。「トータルで家づくりを考えていただきました」

 


Company Profile

棟生工務店 株式会社 梁 hari

断熱性・自然素材にこだわり抜いた職人が造り上げる理想の家
経年を楽しむ耐久性のある構造、職人の技術、木が好き、住む上での機能性・快適性、自分らしさやこだわりといったオリジナリティー。棟生工務店では、家造りに必要な上記の要素とお客様の多種多様なご要望をつなぎ合わせ「住まい」のご提案を致します。

[住所] 福岡県糸島市志摩津和崎302
[電話] 092-327-5139
[施工エリア] 糸島市付近、福岡市(西区、早良区)、唐津市など
[設立] 平成7年5月1日
[資本金] 300万円
[従業員数]6名(大工職人含む)
[許可・登録] 建設業福岡県知事許可(般-26)第107942号
[保証] (株)住宅あんしん保障(10年)
地盤保証
白あり保証

 

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