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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス /柳町達

柳町達(Yanagimachi Tatsuru・背番号32

勝負の5年目巧みな
バットコントロールで
今年こそレギュラー定着へ!

 プロ5年目を迎えた柳町達。今年は、慶應三兄弟の長男とも呼ばれ、兄貴として弟たちに恥じない活躍をしたいと腹をくくっています。選手層が厚い外野でレギュラーを取るためにも、持ち前の選球眼とバットコントロールをさらに磨き、確固たるポジションを掴みたいそうです。


 

前半戦はスタメンで活躍
起用に応え、レギュラーへ

 前半戦はまずまずの成績だったと思います。開幕1軍を掴めなかったことに複雑な、もどかしい気持ちもありましたが、いつでも行けるように準備をしていました。あの時期があったからこそ、今活躍できているのかなと思います。
 今年は育成出身の選手が3人同時に支配下になったり、大学(慶應大)の後輩2人(正木智也、廣瀨隆太)もすごく頑張っていたり、年下の選手たちのハツラツとしたプレーに勢いを感じます。そこに負けないようにという思いはものすごくありますね。今年はメディアなんかで〝慶應三兄弟の長男〞と言っていただけるので、嬉しいですね。それに関しては、プレッシャーよりも、下の2人に恥じないような行動というか、頼りになると思われるように頑張りたいという気持ちの方が強いです。
 7月12日には、プロ2本目の本塁打を逆方向に打つことができました。久しぶりの本塁打でしたが、すごくいい手応えでした。僕自身はヒットを狙った延長線上に本塁打があると思っているので、普段から本塁打を狙って打席に立つということはしていません。それよりも、速い球に対応することを意識的にやってきたので、抑え気味に振りに行っていることの方が多いです。入団時よりは早い球をしっかり捉えられるようになってきましたが、調子が落ちると反応速度が落ちてくるので、選球眼と反応速度は、僕の生命線でもあると思っています。

 

自分ができることを真摯に
活躍する姿を息子に

 昨年は100試合以上に出場し、シーズン通して1軍で戦う経験をさせてもらいました。ワンシーズン戦い抜くには切り替えが大事。次の日には試合があるので、いい打撃ができても、調子が悪くても一喜一憂しないことが、結果を出し続けることに繋がるのかなと思っています。チーム内には実績のある選手がたくさんいるので、そこから学ぶことも多いですね。皆さん、身体を整えたり、鍛えたり、打撃の調整などの面で結果を出すための準備を怠らずにやっている。僕もそういうところはどんどん取り入れて、継続していきたいですし、後半戦はもう一回自分のできることをしっかりやろうという思いを見つめ直して、挑みた
いと思います。
 昨年、息子が生まれ、11カ月になります。試合が終わって、家に帰って息子を見ていると、自然と忙しさや疲れは忘れています。最近は、行くお店も商業施設のような子どもを連れて行けるところに変わりました。まだ幼いので、物心がつくまではなんとか頑張っていきたいなと思っています。
 調子がいい今年は、勝っても負けてもベンチの雰囲気が変わりません。そこが強さの一因なのかなと思いますし、3年優勝から遠ざかっている分、今年こそという思いは強いです。
その優勝メンバーに残れるように頑張っていきますし、優勝してみんなで盛り上がりたいなと思います。応援よろしくお願いします。

 

柳町選手のプライベートに迫るQ&A

Q.福岡市内のお気に入りのスポットは?

A.博多区、東区のご飯屋さんによく行っていました。最近は子どもが小さいのであまり行きませんけど。そのうち、お気に入りの場所が公園になっているかも(笑)。

Q.試合前のルーティーンは?

A.試合の日は同じ時間に来て、球場入ってからやることの順番も規則性がありますね。絶対こうやろうって、決めているわけじゃないですが…。

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