トップに
戻る

【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 / 岩崎悠人

FC 岩崎悠人(Iwasaki Yuto・背番号18)

 

攻撃も守備も100%の
力でやるのは譲れない

 

 アビスパ加入1年目ながら、第24節までのすべてに出場しています。しかも、スプリント数(25km/h以上で1秒以上走った回数)はJ1でトップです。今やチームに欠かせない存在となった岩崎悠人は、新たなアビスパファンの獲得にも積極的に取り組んでいます。


 

アビスパは勝利のために
逆算して戦っている

 第24節を終えて約2週間の中断期間に入ったJリーグ。アビスパは24試合を終えて、9勝8分7敗で勝ち点35の8位。まずはここまでの戦いぶりを振り返ってもらいました。「もったいない引き分けや負けがありました。3連敗もありましたが、シゲさん(長谷部茂利監督)から『それでもまだこの順位(8位)で、上を目指せる状況にいるのは、24試合で勝ち点を積み上げてきたから』と言われました。アビスパに来る前は、勝ちたかったけど、ここまで勝利にこだわっていませんでした。チームのやりたいことや個人の成長、練習してきたことを試合で出したいという思いの方が強かった。アビスパは試合に勝つことが第一で、そこに向けて何をやるべきか逆算して戦っています。やるべきことができたら勝てるので、プレーしていてすごく充実感があります」。

 

与えられた役割に
専念守備にもスプリントする

 今季加入したばかりだが、ここまですべてのリーグ戦に出場。スプリント数はリーグトップを誇る。その一方で、攻撃的な選手でありながら、加入後初ゴールはまだ生まれていない。そのことについてこう話します。「最初の10試合ほどはチャンスがあったのに取れませんでした。その実力不足は受け入れています。それ以降、ポジション後方の左ウイングバックになり、守備のタスクも増えてチャンスがきませんね。でも、守備をより意識することでプレーの幅が広がるので、前向きにやっています。もう少しでアシストというプレーも多いので、それがゴールにつながればいい。今は与えられた役割に専念したいと思います。
最近は攻撃でのスプリントに加え、守備でのスプリントも増えていますが、これをやらないと僕が試合に出ている意味がありません。攻撃も守備も100%の力でやるのは譲れない部分です。最近はパーソナルトレーナーと一緒に、守備で必要な動き方などを練習し
ています」
プレーだけでなく、実はファン獲得にも積極的に取り組んでいる。福岡の人たちとふれあいながら、ファンやサポーターを増やしているそう。そうしたつながりから、7月末には南区の『長住まつり』に参加し「FUK COFFEE 長住店の開店時に顔を出したら、『長住まつり』関係者と知り合い、参加することになりました(笑)。こういうことをやりたいタイプなので。少しでも関わりのある選手が試合に出ていると、興味を持ってもらえる。アビスパに興味を持ってもらうために、これからもこうしたことは続けます。関わった人たちがアビスパに染まっていくのは嬉しいし、応援してくれる人の輪が広がるのは楽しいですよ」。

 

サイドを制圧すれば
自ずと結果はついてくる

 J1リーグ戦も残り10試合です。岩崎をはじめとするアビスパはそこでどんなプレーを見せてくれるのか?「チームとして6位以上という目標があるので、1つでも上の順位になるよう勝ちにこだわるプレーを見せたい。今の課題を改善して、チームでひとつになって戦います。個人としては、相手に対策されても、ねじ伏せて前に行くプレーを見せたい。ファンやサポーターはワクワクするプレーを観たいでしょうし、スタジアムに来てくれる人を増やすためにも、そうしたプレーを見せたいですね。そこからアシストやゴールが生まれたらいいと思います。残り試合では、僕のポジショニングなども見てください。僕が左サイドを、右サイドを小田(逸稀)選手が制圧すれば、結果はついてくると思います」。

 

岩崎選手のプライベートに迫るQ&A

Q.オフの過ごし方は?

A.中断期間に3日間のオフがあり、その時は安田理大(元日本代表)さんや、スキマスイッチの常田真太郎さんと食事をしました。少し年上の方と食事をすると、サッカー以外の勉強になります。

Q.行きつけの店やスポットは?

A.『FUK COFFEE』によく行きます。それと、たまに大濠公園を走っています。夜にゆっくり走るのが好きなんですが、ガチで走っている人が多く、抜かれたら負けず嫌いなので、ペースを上げて最後に追い抜きます。本当はゆっくりと走りたいので、僕を見つけたら抜かないでください(笑)。

SNS運用代行サービス