【What’s Up!?】博多旧市街にアートな佇まいのビル誕生
NEWS ❶ 博多旧市街にアートな佇まいのビル誕生
茶を日本にもたらした栄西禅師が創建した聖福寺や日本におけるうどん・そば・餞頭など粉食文化発祥の地である承天寺がある博多旧市街。寺社仏閣が点在し落ち驚いた街並みで、街歩きにぴったりのこのエリアに、凛とした佇まいの美しいビルが涎生した。
「グラムビル御供所町」と名付けられた5階建てのビル1階にはお茶や餞頭がテイクアウトできる『SABOE HAKATA』1階の回廊を奥に進むと2つのスペースをもつ『BASE GALLERY HAKATA』がある。上階はオフィスなどのテナントビルだ。
「お茶」と「アート」という、この町にぴったりのキーワードで、豊かな時間を楽しめる施設だ。
茶を通して世界とつながり、茶の発展への貢献を目的とする「茶方薈」の日本茶専門店「SABOE HAKATA」。
茶葉をブレンドすることで、気分やシーンに合わせた香りと味わいを楽しめる〈T.,Collecti on〉を1階で販売、2階に茶房がある。街歩きの一服にテイクアウトしたり、茶葉や和菓子を購入したりもできる。また、オリジナルの茶器なども販売。ギフト選びにも重宝しそう!
博多旧市街散策のお供に茶と餞頭
複数の茶葉や果物をブレンドすることで、人工的なものに頼らないさまざまな風味を実現する〈T.,Collection〉。東京は麻布台ヒルズにショップがあり、外国人客もよく購入していくそう。
2階の茶房でお茶とお菓子のセットやお酒も楽しめる。この辺りで食事の後の一杯ができる場所として覚えておきたい。
開廊記念展「清寂のかたち」 ► 開催中~ ‘25年2 月11 日㊗ 1986年創業の現代美術ギャラリーが初の福岡出店。開廊記念としてGiorgio Morandiのエッチングの他、浮須恵など11名の作家の作品を展示する。「清寂」は茶道の精神を表す禅語「和敬清寂」から、静けさのみならず、清浄、清澄にして不動の状態を意味する言葉。まさにその精神を体現した作品が並ぶので、ギャラリーに身を置くだけで、心の平安が訪れるようだ。鑑賞してからお茶で一服するもよし、一服してからアートを鑑賞するもよし。オーナーの大西量明さんは、この場所にギャラリーを開廊にあたり山笠にも参加する。 |
■SHOP DATA
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■SABOE HAKATA サボエ ハカタ
[所] 福岡市博多区御供所町5-27 グラムピル御供所町1・2階
[電]092-260-8855
[営] 売店11:00~19:00、茶房13:00~23:00(日祝日~19:00)
[休] 水曜
[ P ] なし
カード/可、QRコード決済可
[Instagram] @saboe_tea
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■BASE GALLERY HAKATA ベースギャラリー ハカタ
[所] 福岡市博多区御供所町5-27 グラムピル御供所町1階
[電] 092-660-1193
[営] 「清寂のかたち」展覧中 12:00~18:00
[料] 入場無料
[休] 水曜
[ P ] なし
カード/可
[Instagram]@basegallery_tokyo
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