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【What’s Up!?】博多旧市街にアートな佇まいのビル誕生

 

 NEWS  ❶ 博多旧市街にアートな佇まいのビル誕生

 

茶を日本にもたらした栄西禅師が創建した聖福寺や日本におけるうどん・そば・餞頭など粉食文化発祥の地である承天寺がある博多旧市街。寺社仏閣が点在し落ち驚いた街並みで、街歩きにぴったりのこのエリアに、凛とした佇まいの美しいビルが涎生した。

 

 

「グラムビル御供所町」と名付けられた5階建てのビル1階にはお茶や餞頭がテイクアウトできる『SABOE HAKATA』1階の回廊を奥に進むと2つのスペースをもつ『BASE  GALLERY HAKATA』がある。上階はオフィスなどのテナントビルだ。

「お茶」と「アート」という、この町にぴったりのキーワードで、豊かな時間を楽しめる施設だ。

 

朝から晩まで、飲む時間をイメージしてブレンドした茶葉(ティーバッグもあり、1890円~)が並ぶ。黒大豆や大麦などをブレンドしたカフェインフリーのお茶も

饅頭の発祥、承天寺近くということで、甘酒饅頭(1コ200円)を販売。幕末に日本文化を海外に伝えた長崎にちなみ、1階カウンターには諫早石を使用

茶を通して世界とつながり、茶の発展への貢献を目的とする「茶方薈」の日本茶専門店「SABOE HAKATA」。

茶葉をブレンドすることで、気分やシーンに合わせた香りと味わいを楽しめる〈T.,Collecti on〉を1階で販売、2階に茶房がある。街歩きの一服にテイクアウトしたり、茶葉や和菓子を購入したりもできる。また、オリジナルの茶器なども販売。ギフト選びにも重宝しそう!

 

博多旧市街散策のお供に茶と餞頭

複数の茶葉や果物をブレンドすることで、人工的なものに頼らないさまざまな風味を実現する〈T.,Collection〉。東京は麻布台ヒルズにショップがあり、外国人客もよく購入していくそう。
2階の茶房でお茶とお菓子のセットやお酒も楽しめる。この辺りで食事の後の一杯ができる場所として覚えておきたい。

小さな茶杯でおすすめのお茶3種を試飲できる

2階の茶房では茶葉のプレゼンテーションも芸術的

茶房の監修は赤坂「万(yorozu) 」の徳淵卓さん。「万」より森岡三保子さんがお茶を滝れてくれる

季節の和菓子はお茶と、そしてお酒との相性も良い

お茶は三煎まで味の変化を楽しめる。〈T.,Collection〉と菓子、あて八寸がセットになった「茶と菓子とあて」2750円。「柿衣」など季節の菓子は1階で購入も可能

季節の和菓子のやさしい甘さで心が満たされる。写真はデーツ(なつめやし)の「棗バター」

 

開廊記念展「清寂のかたち」
 ► 開催中~ ‘25年2 月11 日㊗
1986年創業の現代美術ギャラリーが初の福岡出店。開廊記念としてGiorgio Morandiのエッチングの他、浮須恵など11名の作家の作品を展示する。「清寂」は茶道の精神を表す禅語「和敬清寂」から、静けさのみならず、清浄、清澄にして不動の状態を意味する言葉。まさにその精神を体現した作品が並ぶので、ギャラリーに身を置くだけで、心の平安が訪れるようだ。鑑賞してからお茶で一服するもよし、一服してからアートを鑑賞するもよし。オーナーの大西量明さんは、この場所にギャラリーを開廊にあたり山笠にも参加する。

細い廊下を抜けると広々としたギャラリースペースが現れる

 

■SHOP DATA

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■SABOE  HAKATA サボエ  ハカタ
[所] 福岡市博多区御供所町5-27 グラムピル御供所町1・2階
[電]092-260-8855
[営] 売店11:00~19:00、茶房13:00~23:00(日祝日~19:00)
[休] 水曜
[ P ] なし
カード/可、QRコード決済可
[Instagram] @saboe_tea

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■BASE GALLERY HAKATA ベースギャラリー  ハカタ
[所] 福岡市博多区御供所町5-27 グラムピル御供所町1階
[電] 092-660-1193
[営] 「清寂のかたち」展覧中 12:00~18:00
[料] 入場無料
[休] 水曜
[ P ] なし
カード/可
[Instagram]@basegallery_tokyo

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