トップに
戻る

もっと知りたい!楽しみたい!スーパーマーケット

「今日は疲れたから、あのスーパーでちょっといいワインを買って帰ろうかな」、「スパイスが豊富に揃うあの店で買い物をして、本格カレーを作っちゃおうかな」etc…。そんな風に暮らしのプランを組み立てる時、常にスーパーマーケットは身近な存在として私たちに寄り添っています。毎日のように通うスーパーを、もっと楽しく、賢く利用できれば、生活の彩りはいっそう華やかになるのです。知れば知るほど奥深く、日々がきっとハッピーになるスーパーマーケット&デパ地下、専門店特集、ぜひ隅々まで目を通してください。

 

ひと口にスーパーマーケットと言っても、それぞれ千差万別の個性と魅力を持っています。
中でも注目の、わざわざでも行きたい4つのキャラ立ちスーパーをご紹介!


 

食生活♥♥ロピア福岡白水店

豊富なPB商品も『ロピア』の特徴。900g入った『からあげの山』(971円)や、たこ焼き器なしのたこパに最適な『たこ焼』(539円)、〈トリゼンフーズ〉とコラボして開発した『華味鳥つくね』(862円)など、どれもうれしい大ボリューム

近年、福岡でもグングンと存在感を高めているスーパーが『食生活♥♥ロピア』。国内外で100店舗以上、福岡では現在5店舗が営業中で、12月4日(水)には新たに春日ナフコ店がオープン予定だ。その成長の秘訣は、徹底された”現場主義“。通常のスーパーは本部のマーチャンダイザーが買付やPB商品の開発を行ない、それを各店舗の店長が指揮をとって販売していくのが一般的だけど、『ロピア』は青果、鮮魚、精肉、惣菜、食品など各売場の担当チーフが仕入れから価格決定まで権限を持っている。時には自ら商品開発までしてしまうほど品質にこだわっているのだ。各売場には個人商店のように屋号が付けられ、従来のスーパーより専門性を向上させることでいっそう魅力的な商品販売を実現している。
そんな『ロピア』のモットーは「同じ商品ならより安く」「同じ価格ならより良いものを」「楽しく感動できる 愛に満ち愛されるお店」。そのクオリティを実感するべく、10月に誕生したばかりの白水店を訪れてみた!

【青果売場】八百物屋あづま

「市場の競りの担当者と細かく相談するなど、市場との距離感を特に大事にしています。それによってお客さんによりダイレクトに商品の魅力を伝えられますから」と担当チーフが話す青果売場。約9割が九州産という野菜は、ミストを噴出して鮮度感を保つという九州の店舗では初となる試みも。「あづまのごほうび」というシールが貼られた品は選りすぐりの自慢の一品で、信頼の証だ。

見つけたらぜひ購入したい地元産の柿「秋王」。タネなしで、トロッとした食感と濃厚な甘味が特徴。フルーツを使ったオリジナルのスイーツのシリーズ「あづまドルチェ」も展開している

【鮮魚売場】魚萬

北海道や福岡・長浜市場など各地から仕入れる鮮魚の数々は、とにかく鮮度の良さがセールスポイント! 商店街のような雰囲気でその鮮度を伝えるため、対面販売のスタイルを採用している。特にプッシュしているのはマグロで、赤身よりもトロに力を入れているという。魚の調理・加工を無料で請け負っているので、あえて切り身で販売していない。14~15時頃になると売場横のネタケースに登場するという刺身にも注目しよう。

ドドンと豊富に揃う明太子コーナーは壮観。〈福さ屋〉、〈ふくのや〉、〈やまや〉、〈かねふく〉など、明太子の大手ブランドが一堂に会している

【精肉売場】肉のロピア

『ロピア』全店舗の精肉売場で初となる、対面販売を実施。担当チーフは就任に当たって事前に「お肉検定」を受講し、開店に臨んだという力の入れようだ。一頭買いしてコストを抑えているが、目指すのは高級ブランドの販売ではなく美味しい牛肉をお値打ち価格で食べられるようにすること。高コスパでの提供こそが『ロピア』の真髄だ。ココでぜひゲットしたいのは多様なタン。牛や豚だけでなく、馬や鴨のタンのラインナップには誰もが驚くはず。

牛肉は量り売りもしている。肉の枚数から相談OKなので、気軽に相談してみよう

【惣菜売場】GOCHISOU marche

目移りしてしまうラインナップの中でも、やはり『ロピア』を代表する名物のピザを忘れてはならない。一家族が数枚買っていくこともザラな『マルゲリータ』は1枚399円で、専用のピザ室で1日2000枚を目標に常時製造している。他にも、串に刺さずにばら売りしている焼き鳥や、ロールケーキサイズの『ロングアップパイ』(888円)など、ファミリーにうってつけなボリューム感はどれも迫力満点だ。

売場の担当チーフが韓国好きということで、キンパやヤンニョムチキンなどの韓国グルメも目立つ。これからますます充実していく予定だ

SHOP DATA

春日市星見ヶ丘6-63
TEL 092-596-0298
営業時間 10:00~20:00 休日なし Pあり
カード/不可

[instagram]   lopia.kyushu_official


 

岡山県発祥のディスカウントストア『LAMU』とは?福岡最新店舗に行ってみた!

LAMU西牟田店

24時間営業の複合型ディスカウントストア『ラ・ムー』。商品価格の圧倒的な安さを武器に、西日本エリアで続々と店舗数を拡大しているホットな店だ。’24年11月現在福岡県内では、久留米、北九州、大牟田ほか全12店舗を構えるものの福岡市近郊には未出店。しかし昨今の躍進を見る限り、市内にやってくる日も近いかも? そんな期待を抱きつつ、今年7月にオープンしたばかりの『ラ・ムー西牟田店』へ。その安さの秘訣とは如何に?
店に並ぶものの中で特に注目したいのが、本社工場のある岡山県で一括製造されるプライベート・ブランド〈D‐ PRICE〉の商品だ。大量仕入れによって原料価格を抑え、製造、物流までを自社で行なうことで手間とコストを削減。うどん1玉18円、緑茶1リットル93円、納豆3パック52円…思わず目を疑うような低価格を実現している。物価高が続く今、この値段は本当にありがたい! またPB商品以外にも、安さを求めた企業努力は店のあらゆる場所に見て取れる。たとえば、ペットボトル飲料や袋詰め菓子などは、商品の段ボールをそのまま陳列に使用。その他商品も、ひとつの商品を一度にずらり!と並べることで、細かな商品補充の必要をなくしている。どちらも人件費カットのため、ひいては商品価格の安さのための工夫だ。
「ぜひ家族連れで来ていただきたいです」と話すのは、『ラ・ムー西牟田店』店長の橋本さん。「他のお店ではお菓子をひとつで我慢しているお子さんも、ここでは2つ買っても1つ分の料金で収まります。親も子も思う存分買い物を楽しめるはずです」。確かに、いつもは固く結んだ財布の紐も、『ラ・ムー』なら少し緩められるかも。食品、菓子、惣菜に弁当…ありとあらゆる商品がとにかく驚きの安さなので、価格=味という概念は一度捨て、気になったものから一度手に取ってみるべし。ちなみに福岡市内では、’24年11月15日に系列店である『ザ・大黒天 美野島店』が、同月29日には『ザ・大黒天 紅葉店』がオープン予定! 小型版『ラ・ムー』であるこちらも、併せてチェックして。

SHOP DATA

筑後市西牟田4330-1
TEL 0942-52-5445
営業時間 24時間 ㊡なし 🅿あり
カード/不可


ダイキョーの惣菜はどのように生まれるの?教えて、梶原さん!

ダイキョーバリュー弥永店

惣菜部長の梶原正子さん。手に持つのは右から2023年の「お弁当・お惣菜大賞 各国料理部門」で優秀賞を獲得した『五島をまるかぶりバインミー』(495円)と、「食べ盛りの息子に弁当に何を乗せて欲しいか聞いて、言われたものを全部乗せた」人気商品・『満腹弁当』(702円)

毎日の家事に疲れたとき、スーパーの美味しい惣菜が何よりのご馳走だ。福岡に3店舗、長崎に1店舗を構える『ダイキョーバリュー』の弥永店は、西鉄大橋駅から車で15分あまり。決してアクセス良好とは言えないものの、惣菜コーナーを目がけて行くなら多少の距離も苦ではない。なぜならここで開発された総菜は、全国スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞」において12年連続(’24年11月時点)受賞を果たす、「食のプロが認める味」なのだから。『はぎトッツォ』に代表される人気商品の数々は、一体どうやって生み出されるのだろう? きっと、度重なる試作や会議を重ねた上の商品化だろう…そんな予想を抱きつつ向かった先で出迎えてくれたのが、惣菜部長の梶原正子さんだ。
「新商品の開発にかける時間なんてないの。この間食べたアレが美味しかったとか、こんな面白い商品を見たとか、業務の間のちょっとした立ち話にヒントをもらって、その場で作ってみる」…予想とは異なる返答に驚く。「例えば『麻薬たまごの危険なおにぎり』は、惣菜コーナーで韓国フェアをやっていたとき、あまりに忙しくてスタッフがお昼ご飯を食べる暇もなかったのよ。それで、私が余っていた麻薬たまごをチュモッパ(韓国海苔やたくあんなどの具材を混ぜ込んだ韓国風おにぎり)に入れてまかないにしたのが最初。『はぎトッツォ』もそう。お盆の時期に、変わったおはぎを売りたいね~という話になってその場で作ったら、食べたみんなが絶賛してくれて。次の日たまたま店にいらしていた社長にも食べていただいたら、即GOサインが出て。はじめて作った2日後には店に並べた」そうやって生まれた商品が一番おいしいのよ~と笑ってみせる。「青果部から”ナスで何かできんね?“とか、鮮魚部から”鮭でお願い“とか、仕入れによっていろんな注文が入るのよ。毎日それに応えていたら、自然と作る力もついてくる。あとは、自分の息子や親に食べさせたいものを作ること」。開発力の源は、経験と家族への思いにあるようだ。「家族には安心安全なものを食べてほしいから、自然と素材にもこだわる。この間は惣菜に使う牡蠣の水上げに同行したり、ミカン畑に入って収穫を手伝ったり。素材の背景を知っているのと知らないのとでは、料理の味も変わるものよ」。店を訪ねる客の意見もまた、梶原さんの惣菜作りに必要なピースだ。「昨日のアレは辛すぎたねとか、お客さんに駄目出しされることもあるよ。寒くなってきたから豚汁が欲しいとか、リクエストももらうし。聞かれればレシピも教えちゃう。結局料理は火加減だから、レシピが一緒でも、同じ味にはならない。うちの惣菜が一番美味しい自信があるの!」。
ここへ行けば美味しい惣菜がある。梶原さんと『ダイキョーバリュー』の存在に救われている人はきっと多いことだろう。

 

はぎトッツォ 八女抹茶410円
多いときには日に400個近くを売り上げる、梶原さん考案の大ヒット商品。現在は弥永店の隣に店舗を構える専門店『おこめのおめかし』にて販売中

 

麻薬たまごの危険なおにぎり324円
2023年の「お弁当・お惣菜大賞 おにぎり部門」で最優秀賞を獲得

 

手作りの惣菜が毎日100種以上並ぶ惣菜コーナーのほか、鮮度・質ともに高い生鮮食品も魅力。「日曜朝市」や「木曜市」、火曜の「お魚びっくり市」など毎週恒例のイベントも多数

SHOP DATA

福岡市南区柳瀬1-32-1
TEL 092-581-5812
営業時間 9:00~21:00 ㊡なし 🅿あり
カード/可、QRコード決済可

[instagram]  daikyo_yanaga


食のプロに支持される品揃えと高品質。『百旬館』の新たな挑戦!

たべごろ百旬館空港店

明太子の〈ふくや〉が運営する『百旬館』は、渡辺通を代表するスーパーとして’97年から渡辺通本店が営業中。そして27年の時を経て、今年9月、ついに2号店となる空港店が誕生した! 「『百旬館』の2号店を出したいというプランはずいぶん前からあったんですが、今回、博多区や東区方面のお客様にご利用いただける立地を確保できて実現に至りました。ココも渡辺通本店同様、プロの飲食店の方はもちろん、一般消費者に満足していただける業務用スーパーを目指しています」と話すのは、課長の田中尚輝さん。「選べる、見つかる、味わえる」をコンセプトに、プロユースの味を家庭に届けるべく、品質、鮮度、価格にこだわっている。
鮮魚ひと筋15年のチーフが目利きした新鮮な魚が揃う鮮魚部門が自慢で、長浜鮮魚市場で買い付けたばかりの魚介がズラリと並んでいる。寿司・刺身コーナーでは、15時まで一貫120円均一で寿司を販売。オリジナルの寿司盛り合わせが作れてしまうのだ。他にも、九州最大級の品揃えを誇る出汁コーナーや、店内で飲める本格焙煎コーヒーなど、渡辺通本店とは異なる魅力が満載だ。
ちなみに『百旬館 空港店』では、12月26日(木)まで『お寿司&ふぐ刺し&刺し盛り』セットを、同25日(水)まで各種おせちの予約を受付中。年末年始の宴会に向けてチェックしてみよう!

 

職人による鮮魚の惣菜がスゴイ!!

日替わりでズラリと並ぶ一貫120円の寿司女性や年配者向けに用意したスモールサイズの海鮮丼や寿司の詰め合わせは、どれもワンコイン前後のお手頃価格。

平日11~14時は寿司や弁当を買えばアラの味噌汁がサービスで付いてくる ベテランの職人がさばいた鮮魚の惣菜が、すぐに店頭に並べられる。

 

専門店クオリティの鮮魚コーナーがスゴイ!!

上/鮮魚コーナー横の巨大な水槽は子どもたちに大人気。頭おとしや2~3枚おろしなど、魚の調理を無償で行なっているのでお願いしてみよう。水槽内のウツボのみ、ペットにつき調理NG…! 下/国産のちりめん3種や、明太子、北海道産イクラといった魚卵を100gからの量り売りで販売している

 

店内で削る出汁コーナーがスゴイ!!

最高級の鹿児島県枕崎産荒本鰹節やマグロ節など全6種類の中から、削り節を実演販売。好みの配合でオリジナルの削り節を作ることができる。コーヒーだけでなく削り節もブレンドする時代?

 

西洋食材&コーヒーコーナーがスゴイ!!

左/店内奥にあるコーヒーコーナーの巨大な焙煎機は、専用機材ならではの存在感があり、訪れる人の目を引く。プロの焙煎士がこれを使用し、ローストしたコーヒー『百旬館ブレンド』(200円~)を10:00~15:00に提供中 右下/豊富に揃うチーズと一緒に買いたいワインは、イタリア産に特化した約75種類をラインナップ。毎週水曜は「ワインの日」で、2本買うと会計時に10%オフに!

 

お弁当やオリジナルの食品がスゴイ!!

右/製海苔弁 博多仕込 明太鯖』(810円)は、明太子の調味液に付け込んだ明太鯖の辛味がポイント。11~13時は500円以上の弁当購入でお茶1本プレゼントか、ホットコーヒーが100円になるサービスも 左/「JF広島漁連」とのコラボレーションで誕生した冷凍『広島かき』(2779円)左上/ジャムやチョコレートソースをかけてスイーツとしても食べるのもオススメの『豆富物語』(380円)。食物繊維たっぷりのオカラ入りで濃厚 中下/渡辺通店でも好評! 『サンデリー』のサンドウィッチ(400円~)を販売中

SHOP DATA

福岡市博多区榎田1-4-72
TEL 092-292-2982
営業時間 9:00~19:00 ㊡なし 🅿あり

カード/可


博多マルイ1階にオープン!BON REPAS Timbleボンラパス・タンブル

美味を厳選する『ボンラパス』が博多マルイ1階に誕生! カットフルーツやサラダ、お刺身、食のプロがシェフの味を提案する“旬惣庵“など、店内製造の惣菜も購入できる。郵便局跡地のKITTE1階に「手紙を届ける切手のように、幸せを届けたい」という思いを込めたタンブル(=フランス語で“切手”)。パリのマルシェのようなオシャレな雰囲気で、仕事帰りや博多駅を利用したついでに、多くの人で賑わいそう!

国内外の美味しい食材を探すバイヤーのセレクト力で
プロの料理人の心をもつかむスーパーマーケット。
ボンラパス常連の料理人に、おススメ商品を教えてもらった!

88年、全国から厳選した食材を揃えるワンランク上のスーパーとして、高宮にオープンした『ボンラパス』。フランス語で「美味しい食事」という意味を持ち、現在は薬院、高宮、百道、花畑、六本松に展開する。日本全国の食材だけでなく、輸入菓子、ワインなどその品ぞろえは幅広く、弁当・惣菜類も充実。北海道や京都など、エリアに特化したフェアも随時開催されていて、行く度に発見がある店。料理人ほどの知識がなくとも、見ているだけでとにかく楽しい。見たことのない商品も、ポップの説明を読むと試してみたくなってワクワクが止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

左/柳川で栽培している希少なコーヒー豆ながら、ボンラパス全店舗で取り扱い開始。船便で届く輸入豆に比べると収穫してからの日数が断然短いので、フレッシュでフルーティ。焙煎と生豆の2種類あり、生豆を自分で焙煎してみるのも楽しそう!右/国産果物のみを使用した手作りジャム専門店。イチゴやブルーベリーはもちろん、ブラッドオレンジやマンゴーまで、国産のフルーツのジャムやマーマレードが勢ぞろい。砂糖やハチミツまで国産を使い、上品な甘さ。パンやヨーグルトと一緒に楽しめる

SHOP DATA

福岡市博多区博多駅中央街9-1 博多マルイ1階
営業時間 10:00~21:00 ㊡施設に準ずる 🅿共用あり(サービスあり)

カード/可

[instagram] bonrepas_timbre_official


 

SNS運用代行サービス