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【ふくおかさん家のうまかもん】『博多かぶ』の生産者が語る福岡市内産野菜の美味しさ!~Produce of Fukuoka City~

【ふくおかさん家のうまかもん】
美味しい野菜を
福岡市で作ってます!!

人口165万人を誇る九州一の大都市・福岡市だが自然豊かな街でもあり、
さまざまな農林水産物の宝庫でもある。
『元岡トマト』『博多ブロッコリー』『博多かぶ』の生産者が語る福岡市内産の野菜の美味しさ!

 

【博多かぶ】

脊振おろしの冷たい風が育てた
やわらかさと甘さ

11月上旬に福岡市早良区で開催された生産者と料理人をつなぐための産地見学会。
続いて訪ねたのは『博多かぶ』の園場。
試食も交えながらその魅力を教えていただいた。

 

刺身がおすすめの
甘さ自慢の『博多かぶ』

『博多かぶ』の栽培を行っている、脊振山のふもとであり、室見川の流域にある圃場を訪ねた。このエリアは土がやわらかく、根菜類の栽培に適していることが昔から知られている。『博多かぶ』の畑の前で話してくださるのは金武かぶ部会部会長・冨永亮太さん。

中には虫食いだらけの葉っぱもあるが…「今年の暑さで虫たちが元気なもので、そうとう葉を食べられました。毎年10月中旬から3月くらいまで出荷しているのですが、10月は出荷できいなものもあったくらいです。気温が下がりはじめてよくなってきましたね」。

一つずつ手作業で収穫されたかぶは、水洗いして泥を落とし、さらに手作業で表面を磨き上げる。「軍手をした手で一つずつきれいにしていきます。表面がやわらかくデリケートなので、変な力をかけるとアザのようになってしまいます。手間がかかる分、思い入れも強いです。だから美味しいですよ(笑)」。そう言いながら冨永さんが用意してくださったのは「かぶの刺身」。生の「博多かぶ」をスライスして醤油で食べるというシンプルなものだ。口にした方々の『甘っ!』の声がこだまする。

 

「金武のかぶは脊振山からの冷たい風で甘くなるんです。やわらかさと甘さが自慢なので生食がおすすめです。栄養価が高い葉は炒めたり漬物にすると美味しいです。基本的な大きさは直径15cmほどですが、大きなサイズでも実はつまっていますし味も変わりません」。

 

 

生産者と料理人の絆で
福岡市内産野菜を広めたい

「その他の食べ方としては、おでんにもいいですね。大根と違ってすぐに煮えますよ。シチューや寄せ鍋の具としてもいいですし、ぜひ甘酢漬けも!それから切ったものを豚バラで巻いた肉巻きはとても美味しいです。豚肉との相性は最高ですね」。そんな富永さんの料理法にヒントを得たという『ピエトロ』のみなさん。

『博多ブロッコリー』の高宮さんからもインスピレーションを受けたとのこと。生産者と直接会話をする中で生まれた新たな決意を語ってくれた。

「ピエトロは福岡が発祥で、福岡のみなさんに愛されたいと願っています。地産地消を心がけており、昨年は福岡市内産のトマトやネギを使った新メニューをご提供しました。福岡で育てられた野菜を食べていただける機会を増やしていければと思っています。今日、『博多ブロッコリー」と『博多かぶ」の生産者さんを訪ね、こんな近い場所で育てられていることに驚きました。福岡市内産の野菜のことを多くの方々にお伝えしたいですね。そして、なにより感数したのは、栽培に携わるみなさんのお人柄のよさ。美味しさはもちろんですが、生産者のみなさんの想いを伝えていきたいですね。”美味しさ”の根幹はきっとそういうことなのだと思います」。

生産者も料理人も“美味しい物を届けたい”の想いは同じ。新たな絆の力で、福岡市内産の野菜の魅力がさらに発信されるはすだ。

 

 

かぶの収穫を行なっているみなさん。早い時期のかぶはやや縦長だが、徐々にぽてっとまるく愛らしい形になるのだそう

金武かぶ部会 部会長
冨永 亮太さん
福岡市出身。「このような機会を通して、にぎやかな福岡市中心部の近くで様々な野菜が栽培されていることを知っていただけるとうれしいですね」

 

◆Instagramでも生産者さんや飲食店の情報をお届けしています!

うまかもん @umakamon_fukuokacity

 


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。


 

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