【亡き父の想いを継ぐ】昔ながらの豚骨ラーメン『ラーメンやまもと』

2019年12月19日 公開

1983年今は亡き父とラーメン店を立ち上げた。どんなに忙しくなろうと自ら厨房に立たないと気が済まない。そして、お客様とのコミュニケーションが何よりの楽しみ。いま人気急増の『ラーメンやまもと』店主・山本さんは根っからのラーメン屋の職人である。

シンプルな博多ラーメンを突き詰めたい。研鑚を重ね辿り着いたのはフレッシュさが際立つ「一日取りきりスープ」だ。ラーメンのスープもご飯やパンと同じく“できたて”が美味しい。常に新鮮なスープをお出しできるよう営業中も着火のタイミングや火加減に注意を払っているそうだ。

ラーメン　550円

スープの材料は豚頭。下処理、アク抜きを徹底しているので臭みがなく、脂も抑えてありとても食べやすい。麺の断面は角ではなく楕円の麺。スープとの相性を徹底追及し製麺屋に特注している。

焼きめし　580円

ラーメンとセットで注文する方が多い名物焼きめし🍚ポイントは、米を鶏ガラスープで炊いていること。スープとよく馴染み、刻みチャーシューの旨味も効いている！

強烈な個性ではなく、クセがないのがクセになる。麺が好きな方はそんな一杯に最後は戻ってくるだろう。

本記事は「福岡麺本2019」より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/23320