魚介系の先駆者『博多中華そば まるげん』
福岡で、豚骨ラーメンではないジャンルにおいて“根ざす”ラーメン店を成し遂げるのは至難の業である。2004年の創業以来、激戦区の高宮通りで存在感を放ち続ける『まるげん』。魚介系の先駆けとなった博多中華そば、つけそばは確実に福岡のスタンダードとなった。
スープは鶏のモミジ(手足)も加えた肉系と煮干し主体の魚介系、さらに昆布とシイタケの和風ダシ、それぞれを別取りして合わせる“トリプルスープ”和食の経験がある店主の鈴木さんは出汁取りにも和の伝統技法に裏打ちした秀徹とした理論を持つ。
麺はツルモチ感際立つ多加水に行きつき、手揉みで緩やかなウェーブを加えるなど、よりスープと絡みやすくなるように工夫をほどこしている。
特製博多中華そば 880円
平麺辛つけそば 780円
メインの麺はもちろんサイドメニューの「豚めし」も必食である。独自のスパイスで味付けされ、豚ロースチャーシューも散りばめられたおにぎりをスープと口に含むと、旨味とともに米がふわりと広がりまさに口福。普段豚骨ラーメン派の人にこそ食べて欲しい。
きっと新たなラーメン観が広がるでしょう🍜
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博多中華そば まるげん
[所]福岡県福岡市中央区平尾2-2-18 シティマンション1階
[☏]092-522-8848
[営]火~土曜11:30~23:00(OS22:50)/日祝日~22:30(OS22:20)
※スープが無くなり次第終了
[休]月曜(祝日の場合は翌日)
[HP]http://hakata-marugen.jp/index.html
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