映画『午前0時、キスしに来てよ』片寄涼太が来福。「ツーショット撮られるよ!」と楓を心配!?
国民的スーパースターと平凡な女子高生の“格差恋”を描いた映画『午前0時、キスしに来てよ』より、前日までヤフオク!ドームでGENERATIONSとしてライヴを行なっていた片寄涼太が上映後の舞台挨拶に登壇。自身が演じたスターである楓の行動にハラハラした様子など、リラックスした表情で作品についてコメントした。
― ヒロイン・日奈々役の橋本環奈さんは福岡出身ということで、福岡での舞台挨拶はいかがですか?
片寄:橋本さんのソウルタウンで舞台挨拶ができて、この作品もより盛り上がるといいなと思います。福岡はとにかく食べ物が美味しい。バリ美味しい!
―特に記憶に残っている食べ物はありますか?
片寄:ラーメンとかはもちろんですけど、鶏が好きでした。炭火焼とか。あともつ鍋も好きです。昨日も食べました。
― 映画で登場する“鼻カジキス”とマスク越しのキス、どっちがよりときめいたか実際に観客の皆さんのときめき具合を聞いてみたいと思います。まずは鼻カジキス派!
片寄:あ、少ない。
―マスク越し派!
片寄:まぁ、キスじゃないもんね、鼻は。 キスって一応口でしょ? だからマスク越しの方がドキッとするのかな?
―片寄さんはどっちの方が楽しかったですか?
片寄:自分がやってというより、観て思うのは、マスク越しの方がドキドキしますよね。芸能人が道端でキスって…「週刊誌やん!」って。観ていて焦っちゃうシーンですね。「早く早く!人が通ってるよ!」って思ってドキドキします。
―鼻カジキスは撮影当日、突然決まったことだったそうですね。
片寄:そうですね。橋本さんも凄く驚いてました。後にも先にもあの時が一番取り乱してたと思いますけどね。でも彼女はこの話をあんまりしてほしくないと思っていると思います。まぁ、いないんで言っちゃうんですけど(笑)。なんかね、恥ずかしがってるのが嫌なんですよね、多分。
観客:可愛い~!
片寄:なにやっても可愛いと言われて。凄いですよ本当に。あ、UFOキャッチャーでクマのぬいぐるみを取るシーンがあるんですが、橋本さんが上手くて。クマを取れないっていうシーンなのに取っちゃうんですよ(笑)。クレーンの力も弱めてもらっているのに上手いこと取っちゃって。 それで助監督さんから「なんで取れてるんだよ!」と怒られるっていう。 クマを取って怒られているその状況が面白かったですね。
―今回演じた楓という役は片寄さん自身に近いのではないかなと思いました。実際に演じてみて楓をどう思いましたか?
片寄:凄くリアルだなと思います。自分が GENERATIONS として活動していることとか、 GENERATIONS から俳優としてこうやって活動させていただいている時間とか、自分と重なる部分がめちゃくちゃ多くて。
―演じている中で楓の魅力をどこに感じましたか?
片寄:日奈々を家にすぐ呼ぶじゃないですか。遠藤憲一さんが演じる茂ちゃんが突然来ても「俺のマネージャー」って言って、そのすっとぼけた感じが凄く好きですね。普通に女子高生を車に乗せて家まで連れて行っちゃって危ないですよね。でも、「場所が家しかないんだろうな」っていう気持ちもわかるし、リアルだなと思いました。どっちかと言うと、車で迎えに行って帽子を被せてあげている間の方がそわそわしますね。「早く!早く乗せてくれ!」と。「わざわざ車から降りんでええ。ツーショット撮られるよ(笑)」って。
―最後に、博多の皆さんにメッセージをお願いします。
片寄:昨日のライヴからその熱気が冷めていない様子が感じられますけど、凄く凄く嬉しいです。この映画もまだまだ公開中ですし、全国いろんな場所でたくさん観ていただけて僕も凄く嬉しいんです。普通のラブストーリーとは違って主人公のどちらにも感情移入できる作品だと思うので、ぜひ何度も観て楽しんでいただけたらと思います。
映画『午前0時、キスしに来てよ』上映中