最初から〆まで驚きの連発！　中央区春吉『鴨と葱 淀水二行』

2019年12月23日 公開

『博多鴨しゃぶ』を注文して最初に驚くのは、円形に盛り付けられた京鴨ロースの美しさと上にのる白髪ネギの山盛り具合。

まずは特製出汁に鴨肉100％のつみれを入れて待つことしばし…。出汁が沸騰したら弱火にして、ネギ→肉の順番で鍋に入れる。「肉でネギを巻いて食べてください。ネギは15秒、肉は10秒です」という女将さんの声とともに鴨しゃぶスタート！

鴨しゃぶの楽しみ方は、①出汁のみで　②博多酢醤油につけて　③針生姜を添えて　④山椒を一振りして…とさまざま。ミンチもお肉も美味しいが、鴨しゃぶの真髄は出汁にあり！鴨肉やネギの旨味も加わった出汁は、どれだけでも飲めそうだ。「無添加・無化学調味料、塩も使っていない出汁を心ゆくまで楽しんでくださいね！」と女将さんは話す。

〆は釜炊きごはんを使ったおじやがおすすめ。炊きたての魚沼産コシヒカリ一粒一粒が出汁の旨味でふくらみ、これまた忘れられない味だ。ごはんを炊くのに約30分かかるので初めに伝えておくと◎

1階はカウンターのみ6席で、2階は座敷席がある。1階では大将との会話も楽しみながら食事ができる。

自慢の出汁がなくなったらその日の営業は終了なので、必ず予約を！！