元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で45分先のバカンスへ①

2020年01月20日 公開

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福江島で今、一番の注目スポット！北欧流のグランピング型宿泊施設『ノルディスクヴィレッジ』

遠く福岡にいても、『ノルディスクヴィレッジ』という施設名だけは知っていたんです。2018年の秋にできたグランピング施設で、今年の夏に福江島に行った知り合いから「ステキだったよ～」と聞き、前々から行きたいなぁと思っていた念願の場所…！

ノルディスクとはデンマークのアウトドアブランドの名前で、イタリアのベニスにグランピング施設1号店を出店しているのですが、2号店はなんと福江島に！（ちなみに3号店はパリ、4号店はイタリアのプローチダ）。

旧田尾小学校の校舎を改装し、校舎の中はフロントとキッチンが付いた客室が3つ、宿泊者全員が利用できるリビング、カフェレストランがあり、校庭にはノルディスクを代表するテントが5張りにコミュニティキッチンを設置。テントの中には、2台のベッドや家具、冷蔵庫、エアコンなど電化製品が配置され、まさに快適な空間。

この日、取材に対応してくれたスタッフの坂本さんは「電気や水回りなどを一新し、ホテルとして十分に快適な設備を整えながら見た目のノスタルジーは大切に残しているんです。きしんだり、凹んだりしている廊下は当時のまま。僕たちは磨いただけなんです」とのこと。

日が沈むと焚火をすることができるのも、大きな特長。わたしたち取材班も体験させていただきました！

街灯や民家の灯りが少ない分、夜は星がとてもキレイ。澄み切った空気が心地よくて、虫の音やゲコゲコ鳴くカエルの鳴き声を聞くと、日常から離れた場所にやって来たんだなと改めて実感。のんびり空を眺めてると、坂本さんが「夜が明けてくるとだんだん空が明るくなって、テントで寝ていると太陽の光で自然と目が覚めていくんです。人間にとって一番良い目の覚め方ですよね」と体験談を話してくれました。

旅に行くなら、宿泊に関してもその場所でしか体験できないことがしたい！ 五島の自然を満喫する＝心を開放させて非日常を楽しむ。そのツールの1つが、『ノルディスクヴィレッジ』なんだろうな。

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天然のプラネタリウムで感動必至！天の川が肉眼で見える『鬼岳星空ナイトツアー』

自然が豊かな場所だから、夜は星がキレイだろうなぁ。
そんな何気ない考えから「鬼岳星空ナイトツアー」に参加をしたのですが、これが予想を大きく大きく上回る、とびっきりステキな体験ができました！！ 福江島に行くならぜひ申込みしてほしい、イチオシの企画です。

鬼岳（おにだけ）とは、標高315mある福江島のシンボルである火山のこと。季節によっては全面が芝生に覆われ、日中は福江島の市街地や上五島も望めるスポットなんです。駐車場に車を停めても展望ポイントまでは距離が近く、なだらかな斜面なのでラクに歩けますよ！

リクライニングタイプのデッキチェアに座って、スタッフさんによるギリシャ神話を交えた解説を聞きながら星を眺めるのですが、肉眼で見ても星がとても近くて…。

聞こえてくるギリシャ神話と零れてくるような星の美しさに、ただただうっとりしてしまいました…。

この日はラッキーなことに、夏の星座と秋の星座と冬の星座がすべて勢揃い！ 「こんな日は年に1度しかないよ」とスタッフさんも驚くほど貴重な体験に、心もふわふわロマンチックムードに。このツアーの内訳は、30分間屋外で星を眺めて、残りの30分は鬼岳天文台でニュートン式反射望遠鏡を使った星空観察となっているので、そのまま展望台へ移動。

スタッフさんがブランケットとダウンタイプのロングコートを貸してくださったのですが（ありがとうございます！）、冬の夜は寒いので、参加する時はあたたかい格好でお出かけくださいね。

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