【連載コラム】テトラの果てまでいってFISH!!~小佐々町臼ノ浦で、マボロシ~#12
はい~。始まりました。週末アングラーはどこまでも
今回は前回に続き、長崎県佐世保市から第2弾となります小佐々町臼ノ浦からお届けします。
掛かったお魚はたった一匹。しかも、、、アジングで しかしそれがとんでもないお魚でした。それでは早速どうぞ!
場所はここ。海岸線を車でウロチョロしましたが、あまり竿を出せるところは少ないんですね。漁師さんのお邪魔になっては元も子もありませんが、寒い冬の時期は一旦竿だしたらもう放置しておきたい…。そんなさぼり釣りが大好きな私。なんなら車横付けで車中で待つのがベストと考えています。で、さまよう事1時間。ようやく釣りができそうな場所を発見。
こんなところです。自然が豊かすぎる‼
で、まあイカいないかなぁ~とエギを投げてみたり、ジグを投げてみたり、バイブレーションを投げてみたりしましたが、一向に反応がない。陽も登ってきてそろそろ場所かえようかなと思っていたその時でした。
連れが、
「ちょっとデカいの掛かったー助けてくれーい」と
「何この魚?でかーい」
「そのまま抜けるかな~」
と騒ぐので、やれやれアラカブ(カサゴ)でもかけたのかなとおもい行ってみると、、、
いや、それアコウ(キジハタ)やし‼しかもサイズいいし‼
あがるわけない!なんたって、完全なるアジングタックル。
ラインはPE0.4号!どうやって水面まで引き上げたのか…。寧ろ不思議
急いで、タモだして掬いましたよ。そりゃ、超高級魚ですもの。
で、結果がこれ
いやーでかい!貝やら、カニやら吐き出してましたね。どうやって巻いてきたか聞いたら、対して引きもなくヌルーと上がってきたと、寝てたんかい!(笑)
ほんと笑っちゃいますよね。アジングですよ。リーダーは太めの2号でしたが、この小さいミミズのおもちゃみたいなワームに、1.2gのジグヘッド。これでアコウが釣れちゃうんだから、、、竿180㎝ ほとんど子供用みたいな仕掛けで、こんな幻の高級魚‼うーん奇跡
大体35㎝ぐらい。卸価格で5000円~7000円。料理屋さんで食べたら一体いくらか怖いくらいの超高級魚です。
釣れた魚はこれ一本でしたが、ホクホクで帰りました~。
半身は刺身で、半身はアラから取った出汁(この出汁がもう半端ない。もはや豚骨スープ)で鍋に最高のお味を堪能させて頂きました。