【おもてなしにオススメのお店】100年以上の歴史が育む白濁スープとは 博多区石城町『新三浦 博多本店』
明治43年創業、鶏懐石と水炊きを提供する鶏料理専門の料亭として
スタートした『新三浦』。
その歴史と水たきにかける想いは、
初めにいただくスープの一口目から感じられる。
鶏ガラを10時間以上炊き込み、鶏の旨味が全て詰まった濃厚なスープと、
具材にも使う新鮮な鶏肉のぶつ切りをやわらかく炊いた透明なスープを
独自の配合でブレンド。
365日火を入れて継ぎ足しすることを守ってきた伝統のスープは、
濃厚でありながらあっさりとした味わいだ。
その後にいただく鶏肉は、生後3ヵ月以内の雄鶏だけを使用していて、
箸で身がほぐれるほど身離れがよくやわらかい。
食材へのこだわりも創業以来変わらない信念だ。
旬を迎える10月に1年分を手搾りするカボス汁をベースにした
自家製ポン酢がさらに味を高めてくれる。
〆は鶏肉と野菜の旨味が溶け出したスープを
ごはんにかけて食べる“スープかけごはん”。
『スープに始まり、スープに終わる』
…それが《新三浦》の水炊きだ。
料理や鍋は担当の仲居さんがついでくれるので、
訪れる人は最初から最後まで気を遣うことなく食事を楽しむことができる。
御笠川の風景が眺められる個室があり、
大切な人と大切な時間を過ごすのにふさわしい場所だ。
*この記事は『美味本マガジン2020』より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/31475
『新三浦 博多本店』
住所:福岡市博多区石城町21-12
電話:092-291-0821
営業時間:12:00~15:00/18:00~22:00(最終入店20:00)
定休日:日曜
http://www.shinmiura-honten.com/