【連載コラム】―愛宕の森(愛宕山)・散歩道―#5《春の息吹編》
「愛宕の森(愛宕山)・散歩道」は、訪れる人に《また歩きたい》と思わせるような、魅力のある小道です。
もし、あなたが、この散歩道」を一度でも歩くなら、《愛宕の森》の虜になってしまう事、請け合いです。 今日は、そんな「愛宕の森(愛宕山)・散歩道」の魅力を少しご紹介したい、、、そんな気分です。
今日は、「愛宕の森(愛宕山)・散歩道」に咲く可憐な花
「フデリンドウ=筆竜胆」
についてご紹介します。愛宕山で絶滅が最も迫っている植物です。
大人の親指と比較しても、こんなに小さな花で、晴天の日にパッと開いて、すぐ終わるはかない植物です。
<リンドウ仲間>の人たちが、細い竹を立てて踏まれないように防止策を講じています。
移植もきかない野草ですので、環境が変わると必ず枯れてしまう一年草です。
この細い竹の付近、よくよく見ると、落ち葉の間から、小さな、小さな芽を出しています。
踏み付け注意! 持ち帰り禁止! 猫君も監視しています。
更に、サギも警戒中!
また、今日は土曜日という事もあって、愛宕山で真っ先に咲く
「カワヅサクラ=河津桜」
を、沢山の方々が撮影されています。
もう春がそこまで来ている息吹を感じさせます。
「愛宕の森(愛宕山)・散歩道」には、他にも早春を告げる様々な草花があります。ヤブツバキ=藪椿、ムラサキケマン=紫華鬘、クサイチゴ=草苺など、里山の植物が、年間を通して勢ぞろいです。
今日は、特に日差しが温かいので猫君も気持ちよさそうに日向ぼっこしています。どこかうちのA君に、似ているような??
後日、愛宕山に出没する猫軍団についてお知らせします。
《続く》