お家が少し、好き♡になる。#2 『クリスマスローズ』
暗い冬の庭に華やぎを添える「クリスマスローズ」をご存知ですか?
クリスマスローズとは?
クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。花が少ない冬の時期に花を咲かせる常緑の植物です。12月のクリスマス頃から咲き始める種類もあるため、クリスマスローズと呼ばれています。
特徴は?
ちょっとだけ高価な宿根草ですが、これが意外と手間いらずで、多少過酷な環境でも、耐えてくれる貴重な花です。また、クリスマスローズは、株分けで大量に増やすことが出来ず、その為種で増やします。しかし、種で増やしても花色、花模様が同じという花が咲きません。それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力でもあります。
小さな苗も3~4年経って大株になると、それは見事なものです。
味気ない曇り空の下でも長期にわたって咲き続けてくれるので、冬の慰めにはもってこいの花と言えます。
育て方は?
毎年の花が終わった後のお礼肥えと、冬の初めに地面に寝そべってくる大きな葉を根っこから切り取る事(陽当たりと風通し確保)、顔を出している小さな花芽の為に、少しの置き肥さえ忘れなければ、ちょっとした日陰でも十分に育ってくれる有難い花です。
自ら育てた草花が育つさまを見ていると、また少しお家が好きになります。