【地元の人に愛されるお店】 九州産の食材でサルデーニャ島の郷土料理を。 薬院『Osteria e Vino PORCO ROSSO』
20代でイタリアに渡り、3年間を過ごしたシェフ。
いくつかの街を訪れたなかで、いちばん気に入ったのが
サルデーニャ島だったという。
「サルデーニャ島では家族経営のお店で働いていましたが、
料理のことだけでなく、人としての在り方なども教えていただきましたね」と、
シェフは当時を振り返る。
料理はサルデーニャ島の郷土料理が中心で、食材は九州産を使用。
というのも、イタリアでは“地産地消”が根付いていて、
その土地の食材で料理を作ることはごく当たり前のことだったのだ。
カラスミの名産地があるサルデーニャ島ならではの
「サルデーニャ産カラスミとムール貝のスパゲッティ」は
カラスミをふんだんに使った贅沢な一品。
また、噛めば噛むほど肉本来の旨味が口に広がる
「熊本赤牛の希少部位“とうがらし”のタリアータ」は
仕上げにトリュフ(+500円)をたっぷりかけていただくのがおすすめ。
「サルデーニャ島は九州に似ていると感じています。
町と産地の距離が近く、食文化も発展しているというところが
共通していると感じますね」。
そう話すシェフの料理は、日本人のみならず、
懐かしの味を求めるイタリア人からも評判だ。
シェフ自ら厳選するワインも、半数はサルデーニャ島で醸造されたもので、
料理とも相性バツグン。
九州産の食材を使ったイタリア・サルデーニャ島の郷土料理を
心ゆくまで楽しんで!!
*この記事は『美味本マガジン2020』より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/31475
『Osteria e Vino PORCO ROSSO』
住所:福岡市中央区薬院2-14-16-1階
電話:092-753-6329
営業時間:12:00〜OS13:30/18:00〜OS22:30
定休日:水曜、木曜昼
https://www.porcorosso.jp