【おもてなしにオススメのお店】信州・岡谷の伝統に博多のエッセンスを。博多駅東『博多うなぎ屋 藤う那』
福岡でうなぎといえば柳川市だが、諏訪湖に近い長野県岡谷市もうなぎが名物。
古くから天然うなぎの漁獲量が多く、
地元で消費されてきた岡谷の伝統を受け継ぎながらも、
博多風のアレンジを加えて新たなうなぎの味わいを提供しているのが
博多駅東にある『博多うなぎ屋 藤う那』だ。
ここで使っているのは宮崎県・佐土原で育った『和匠うなぎ』というブランド魚。
そのなかでも味に定評のある、腹が青みがかった「アオ」と呼ばれる
脂の乗ったものを優先的に蒲焼きに使う。
ここの蒲焼きの特徴は地焼きの段階で「こなし」という作業を入れること。
関東風の背開きにしたうなぎを強火の遠火で下焼きしながら、
折り曲げるように揉み込む「こなし」をすることで
身はふっくら、皮目はパリッと仕上がる。
これを九州の甘い醤油を使いながらも、
さっぱりとキレのあるタレにくぐらせて焼き上げる。
うなぎと熟成されたタレが調和した香ばしさをまとった蒲焼きは見事な味わいだ。
信州の伝統と博多の良さが融合して生まれた、
福岡の新しいうなぎ料理を心ゆくまで味わってほしい!
*この記事は『美味本マガジン2020』より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/31475
『博多うなぎ屋 藤う那』
住所:福岡市博多区博多駅東2-2-10 博多さかなビル2階
電話:092-433-5109
営業時間:11:00〜21:30(OS21:00)
定休日:なし
https://fujiuna.com/