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広川町「伝統産業を未来へつなぐ“産地の学校”」

年間250社の全国の繊維工場をめぐり、生地の生産地とデザイナーを結び付けて、繊維産業・アパレル産業の課題解決と活性化に取り組んでいる糸編・代表の宮浦晋哉氏。そんな彼が中心となり今、展開しているのが「産地の学校」というプロジェクトです。

高度成長期から高い技術力を維持してきた日本の産地。久留米絣をはじめとする伝統工芸が根付いている広川町もこうした産地の一つですが、今最も深刻な問題は、高齢化による離職と、若い人材の不足。現場の職人がいなくなれば工場も閉鎖に追い込まれます。数百年と地域で築いてきた伝統技術も誰にも継がれないまま、消滅してしまう危機が迫っているのです。

「産地の学校」はこうした技術の継承を繋ぎ止めるために、ますます高齢化していく繊維産業の現場と、若い人材とをマッチングさせることを目的としたカリキュラムです。

2018年秋からはじまった「ひろかわ産地の学校」では、久留米絣の現場で生産過程と現状を学び、そこで学び得たことを生かして、久留米絣の今後や可能性についてを考える講座を開催。絣素材を研究したいデザイナー、産地で就職を考える学生、産地で事業を起こしたいと考える実業家…専門知識がなくても分かりやすく、最もリアルな現場で学ぶことができる実のあるカリキュラムになっています。

【広川町公式ホームページ】click

【ひろかわ新編集HP】click

☞What’s  the ひろかわ新編集

ローカルへ行くと耳にする「ここには何もない」

本当にそうでしょうか?

そうした見過ごしがちのあれこれを、

外部のプロフェッショナルの力を借りつつ

再編集していくプロジェクトです。

【ひろかわ産地の学校】

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