上毛町「こうげの季節」足元は宝山/ホタルとカエル
*本記事の取材は緊急事態宣言前に実施されたものになります。宣言解除後のおでかけ先候補としてお楽しみください。
夏が近づくにつれ、いろんな植物たちが競うように背を伸ばし、農家の方々は草刈りに追われます。しかし、ちょっと待って!と地面をのぞき込むのは上毛町で開催されている「野草ワークショップ」に参加したメンバーたち!ヨモギ、ナズナ、タンポポ、スミレ、ノビル、ウド、ドクダミ…茹でて、揚げて、炒めて、サラダやお浸し、鍋、饅頭にと色んな美味しい食べ方があって、しかも体に良い!😲
道端、土手、野原、空き地…なんでもない場所だったはずが、知れば知るほど、ほらほら足の踏み場もないほど野草の宝庫です。でも、知識はちゃんと必要!
上毛町で野草を学んでみては?
ハーブ王子こと山下智道さんを講師に招いた「こうげの野草ワークショップ」
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上毛町の西友枝地区と東上地区の二つの谷間に、毎年多くのホタルが乱舞します。西友枝には友枝川が、東上には東友枝川が流れ、いずれも下流で合流し山国川に注いでいます。西友枝地区では「ゆいきら」で期間限定の「ホタルかふぇ」を開き休憩スポットが用意されます。一方、東上ではホタル乱舞に寄せて、カジカカエルの美しい鳴き声を共演させようと、カジカカエルの保護育成に取り組んでいます。夜の山里は耳をすませば、いろいろな自然の音や鳴き声が聞こえてきます。市街地では体験できない夏の夜のファンタジーを楽しみたいですね♪
ちなみに…
カジカカエルはシカの鳴き声によく似ているので「河鹿」と言われたとか!
ホタルが飛ぶ時期は例年5月下旬~6月上旬です。風がなく湿度の高い夜8時頃をピークに飛ぶといわれていますが、こればかりは行って見ないと分からないです。