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上毛町「歌あり、笑いあり、涙あり。ふるさと音楽プロジェクト」バリトン歌手・新見準平

ピアノの前に座った白タイに燕尾服の男性。カメラを前にいくつもの決めポーズを披露してくれたのは上毛町出身の新見準平さんです。職業はバリトン歌手。上毛町を音楽であふれる街にしたい!と「ふるさと音楽プロジェクト」を立ち上げました。持ち前の明るさで彼の周りはいつも、歌あり、笑いあり、笑い過ぎて涙ありの毎日です。

 

苦笑、失笑、爆笑…新見さんが音楽監督を務める「こうげふるさと合唱団」の練習会場は歌と笑いで溢れています。団員はまったく初めての初心者から歌を指導できるレベルの人まで混ぜこぜです。ちょうど練習していたのはモーツァルト「レクイエム」。プロですら難しいといわれているハイレベルな曲に団員は必死についてきます。

「バッハとかモーツァルトとかいきなり難しい歌を初心者にも歌わせてくれるので、そこが楽しくて…。練習だけで達成感があります!普通の合唱団では経験できないですから。」団員の中にはつい最近まで楽譜も読めなかったという男性もいます。楽譜にはラテン語の歌詞に自分で読み仮名を振っていました。ほとんどの参加者は別の合唱団にも所属しているそうです。

 

新見さんの声掛けに「新見さんと一緒にやれるなら…」と、上毛町ばかりでなく近隣の町からも週2回の練習にやってきます。

大らかで明るい性格の彼の周りには、地域の人から世界で活躍する音楽家まで、上手も下手も分け隔てなく、純粋に音楽を楽しみたい人が集まってきます。参加費は1回500円。練習は週2回。低音パートが薄いので、肉厚な男性…募集だとか!(笑)

 

バリトン歌手・新見準平さん

上毛町出身。1985年8月7日生まれ。中学では卓球。高校ではピアノ専攻でしたが、ある時、声の良さを指摘され、東京藝術大学音楽学部声楽科へ入学。卒業後はウィーンへ留学、帰国後に日本モーツァルト音楽コンクールで優勝。現在は複数の学校で音楽を教えるほか、吹奏楽団の指揮者など多岐にわたり活躍しています。

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【バリトン歌手・新見準平さんのHP】click

【上毛町公式ホームページ】click

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