住宅街のど真ん中、地元民に愛され続ける人気店　南区井尻『、、(てんてん)ラーメン』

2020年03月17日 公開

井尻駅から徒歩5分、閑静な住宅街に老舗の部類に入るラーメン店です。
平日はサラリーマン、週末は家族連れやカップルなど多くの常連さんが利用しており、実は福岡の人気ラーメン店の店主も通うお店です。

店名はパッと見た印象では、『いラーメン』と読んでしまいがちですが、こちらで『、、(てんてん)ラーメン』と読みます。私も最初のころは『いラーメン』と読んでいました。

昔ながらのラーメン屋のスタイルで営業されており、麺は釜で泳がせて茹でています。最近のラーメン屋では見ることは少なくなってきた調理法なので、店内にはテーブル席も2つありますがカウンターからラーメンを作られるのを見るのもオススメです。卓上には紅ショウガ、胡椒、ゴマが置いてあります。ラーメン屋にはとても珍しく沖縄料理に使われるコーレーグース(島とうがらし)がおいてあります。ラーメンに入れるとまた違うアプローチでの味の変化を楽しめます。

ゆで卵は、自己申告制でオーダー時にスタッフの方に伝え、カウンターの目の前にあるボールから取ります。

こちらがメニュー表。

博多ならではの、替え玉ももちろんありますがこちらでは老舗系のお店の多い大盛ラーメンも提供されており、ラーメンの全メニュー大盛に変更できます。またこちらの替え玉は、麺だけではなく青ネギときざみチャーシューがつくという嬉しいサービス！また、こちらも博多のラーメン屋に珍しい、『タコめし』(200円)も人気メニューらしく、私が利用するタイミングも悪いのでしょうがいつも売り切れです。。。もし『タコめし』をトライされたい方は午前中に行かれるのをオススメします。

この日オーダーしたのが、人気メニューの一つ『ピり辛もやしラーメン』(730円)の大盛(追加150円)。さっと茹でたもやしの上に、特製のピり辛ダレがかかっています。大盛なので、通常のラーメンより麺、チャーシューなどトッピングも多くなっております。

まずはスープですが、豚骨をしっかりと煮込まれており、濃すぎず薄すぎずない、ちょうどいいバランスのスープです。スープの色は博多の多くの豚骨ラーメン店で見られる白濁ではなく、醤油がきいた茶色いスープになってます。スープの表面に浮く豚の油はやや多めで、実はこちらの油が麺と絡んだ時に旨みを引き立ててくれます。

麺は細麺のストレートです。加水率は低く、小麦の味がしっかりしていて、個人的にオーダー時のオススメの麺の硬さは、カタ～バリカタです。チャーシューもバラ肉を使用していて、トロットロでとても美味しい！

こちらが一番の人気メニューはデフォルトの『ラーメン』(650円)。トッピングは、チャーシューに青ネギ、メンマといったスタンダードな内容になってます。また男性人を中心に人気なのが、『ニンニクラーメン』(670円)。こちらは、大きなニンニクを2カケラほど、ニンニククラッシャーでトッピングしたもので、口の匂いが気になるかもしれませんが、こちらの豚骨スープに絶妙にニンニクがあうので、ぜひ一度チャレンジしていただきたいです。

駐車場は4台停めれますが、ランチ時は混雑しますので、その場合は近くのコインパーキングを利用されてください。

今日も美味しかったです。楽しませていただきました！また来ます。