【嘉麻市】学校の体育館が九州最大の反り立つ壁に！　足白ボルダリングセンターK-WALL

2020年04月15日 公開

東京オリンピックにスポーツクライミングが正式種目として採用されたこともあり、認知度も注目度もいっそう高まる「ボルダリング」。競技としてだけでなく、気軽に始められるスポーツとしても人気だ

嘉麻市は、市全体の約72％が森林と耕作地というだけあって、自然あふれるスポットが豊富。特に、馬見山・屏山・古処山で構成される『嘉穂アルプス』をはじめ、三高山、長谷山などにも登山やトレッキングを楽しみに全国からたくさんの人が訪れている。そんな嘉麻市に、新たな”クライミング”スポットが誕生した。その名は『ケイ・ウォール』。2018年4月にオープンした、九州最大級のボルダリング専用施設で、全幅46.2ｍ×高さ最大4.5ｍのウォール面積を誇る。実は、この施設、2014年3月で140年間の歴史に幕を下ろした市立足白小学校の体育館を改装したもの。全国には廃校を利用した様々な施設が存在するが、公共施設にこれほど大きなウォールが導入されているのは、かなりレアなケースだという。

廃校となった小学校の体育館を利用して作られた館内には、斜度85～135度の小学生以上用ウォール7面、未就学児用が4面ある

インストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるから、初心者でも安心。フリーパス会員やジュニアキッズスクールもあり、家族全員で始める人も多いとか

シューズやチョークはレンタルできるから、動きやすいウェアさえあればOK！いつでも気軽に遊びに行けるのがうれしい　　　　　　　　　　　　　

一般的なボルダリング施設では年齢制限を設けているところも多いが、ここでは老若男女問わず幅広い世代が気軽に始められる。ケイ・ウォールに隣接する校舎をリニューアルした宿泊施設やレストランなどもオープンする予定。スポーツだけでなく、ライフスタイル全般にいろいろな使い方ができて、家族で楽しめるうれいいスポットになりそうだ。

［料金］
2時間550円／1日1100円
ボルダリング専用シューズ・チョークのレンタルあり