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【福岡のパン】テイクアウト実践レポ!100日間に及ぶパン留学でさらに進化した『ベーカリータツヤ』

食卓に並ぶだけで幸せな気持ちになる。
テイクアウトするだけで気分が上がる。
そんな素敵な福岡のパンを紹介します。

ぜひおうちごはんのお供に!

地域に根ざし!未来をつくる!
勉強家のパン職人がいるベーカリー。


南区花畑に店を開いてもうすぐ8年になるだろうか。
『ベーカリータツヤ』は近隣のパン好きから愛される
正真正銘のまちのパン屋を目指して、日進月歩、
日々、成長を積み重ねてきたベーカリーのひとつだ。

その店の成長を支えてきた努力の証は、より通いたくなるような店づくりや、パンをおいしく味わうためのきめ細やかなサービス、完全なるオープンキッチンから漂ってくる頼もしい作り手のチームワークと活気や店内イベントや地域行事への参加など…

『ベーカリータツヤ』の人気の秘訣は店のそこかしこに見てとることができる。
中でも、個人的に一番象徴的なだなぁといつも感心しているのが「パンの顔つき」だ。

『ベーカリータツヤ』の名物のひとつが毎日食べたくなる味わいが自慢の食パンだ。こちらは「ブリオッシュ食パン」(660円/ハーフ330円)

訪れるたびに販売テーブルに並ぶパンの容姿や生地の質感や焼き色の付け方など常に微妙な変化という成長をし続けているのである。時には「あれ!? 作り手が変わったのかな!?」って思うくらい、大胆かつ驚異の改革がなされている時もあるほど。

その成長の根っこにいるのが、『ベーカリータツヤ』のオーナーシェフ・高嶋啓多さん、その人だ。

より地域の人に喜んでもらえるパン屋、より自分が理想とするパン屋のカタチを求め、高嶋さんは「これだ!」と思うものを見つけた時に全く躊躇しない。例えばその相手が、ジャンルが違う料理人だったり立場が上のライバル店のシェフであったとしてもその教えを乞う為に自らその門を叩いて学びに出向く。それくらい成長を求め、「学び」を止めないシェフなのだ。そんな性質は自らの店を持ってからも、いや、もしかしたら自らの城を持ったからこそ、加速しているようにも見える。

それを象徴する出来事が、昨年の秋頃にあった。
なんと高島さんは店の営業をスタッフに任せ、100日間に及ぶプロのパン職人のためのパンの学校に泊まり込みで留学という、聞くだけでびっくりする「学びの旅」に出掛けていたのである。

「レモンのブリオッシュ」(250円)。ふわふわブリオッシュ生地の表面には甘酸っぱいコーティングが!中にはレモンピールが!流行りのレモンケーキがスウィーツパンに変身!

その旅の収穫はどんなものだったのか、どんな成長があったのか、そんな話はまだ詳しく聞けていないが、その成果は言わずもがな、今の『ベーカリータツヤ』にキラキラと光を放って並ぶ新顔になった「パンの顔つき」を見れば一目瞭然なのである。

「新ごぼうと4種のチーズのソフトフランス」(300円)。 生地にじゃがいもを練り込んでいるのでモチっとした食感が 楽しめます。

 

「長時間発酵バゲット」(300円/ハーフ150円)。パン留学後も講師にアドバイスをもらいながら改良が重ねられているバゲットはコンガリ肌とキリッとした美形の顔立ち通り、小麦の旨味に魅了される味わいだ
こちらも定番人気メニューながら常に進化していっている「生ベーコンバトン」(150円)

新ごぼうと4種のチーズのソフトフランス。 生地にじゃがいもを練り込んでいるのでモチっとした食感が 楽しめます。

「クロッカンショコラ」(280円)。キューブ状のソフトパンの中には甘さ控えめのトロトロチョコレートがたっぷり。上にのっけられたクランキーチョコボールのサクサク食感とのコントラストも愉快!

「ゆずと栗と白あんのブリオッシュ」(200円)。白あんパンでありながら、栗まんじゅうのようでもあり、マロン洋菓子の味わいも感じられるという革命的な菓子パンだ

 

「れんこんとサルシッチャのフーガス」(360円/ハーフ180円)。この生地と具材のゴリゴリっとした後引く強い味わいは超おつまみ向き。ワインはもちろん、ビール、ハイボールなんでも合います!

「ゴルゴンゾーラチーズカンパーニュ」(280円)。ゴルゴンゾーラのクセを見事にカンパーニュ生地がまろやかにひてくれています。生地をしっかりと噛み締めて味わいたい!

「ドライトマトと大葉とクリームチーズのリュスティック」(280円)。シンプルな味わいになりがちなリュスティックパンを絶妙な具材の組み合わせとバランスで、より生地の味わいが引き立つ絶品おかずパンに!
「チョコレートパン」(300円)。ストレートなネーミングとは違ってデコった見た目がキュートなチョコパン。どうです!?お土産にも素敵でしょう!
近隣にニューファミリーが多く住む場所ならでは!こういうメニューやサービスがあるのも地域に根ざした「ベーカリータツヤ」の人気の秘訣だ

そんな旅の土産話はまた別の機会に伺うとして、きっと大きな驚きと発見の連続だったであろう、その学びの旅の情景を、まずは新顔の食感と味わいから想像しながら、家でゆっくりといただくとしよう。

※写真は以前のものです。現在、店頭では販売方法や入場制限など、安全対策へのさまざまな取り組みがされています。また営業時間なども急遽変わることがありますので、事前にご確認ください。

facebook @BakeryTatsuya Instagram @bakerytatsuya

『BAKERY タツヤ』

住所:福岡市南区花畑2-45-29
電話:092-565-5200
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜、第1火曜
駐車場:あり

掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

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