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【嘉麻市】嘉麻のお酒をご紹介します!

寒北斗酒造

290年ずっと地元にこだわり
愛され続ける酒造り。

水・米・人、オール嘉麻ですっきりとした飲み口の日本酒を造り続けています

 

創業は江戸中期、1729年と長い歴史があり、測量家の伊能忠敬が滞在した記録も残っている。そんな290年以上の歴史の中で、脈々と受け継がれてきたのは、酒づくりに対する真撃な姿勢と、周囲の素晴らしい環境。「酒のおいしさを左右する仕込み水は、馬見山から染み出した地下水を敷地内で汲み上げたもの。米は酒造好適米の代表と言われている山田錦を使用し、そのほとんどを地元産でまかなっています。」と、社長の杉田祐二さん。

 

左から『寒北斗 shi-bi-en 無濾過辛口純米生原酒』(720mℓ 1485円)、『寒北斗 純米吟醸』(1.8ℓ 4350円)、『玉の井 純米』(720mℓ 1152円)

 

9年前『玉の井酒造』から『寒北斗酒造』へとその名を改めた。「元々、福岡で愛される酒を造ろうと、35年前に銘柄として『寒北斗』の名を付けました。その後、『寒北斗』の名称が広く受け入れられるようになり、先代の社長が蔵の名前を変える英断を下しました」。その後、寒北斗酒造には嬉しいニュースが続く。まず、2013年に運行を開始したJR九州の豪華寝台列車『ななつ星in九州』に『純米大吟醸 吟遊』が正式採用されたこと。さらに、この春は敷地内の3つの建物が国登録有形文化財に選ばれた。新たな街のシンボルとして輝く『寒北斗』、今後もますます躍進が注目される。

 

 

【食中酒・寒北斗から生まれた新たな食ブランド 寒北斗『蔵の食』】

『蔵の食』酒粕あんぱん
白餡・黒餡2個セット540円(1個270円)

寒北斗酒造は、食と酒の可能性をより深めていく食のブランド『蔵の食』をリリース!そのひとつが『酒粕あんぱん』。しっとり風味豊かな酒粕生地に、惜しげもなく餡を詰め込んだあんぱんはボリューム満点!道の駅うすいにある『石窯パン工房 ルピエール』と日曜のみ寒北斗酒造小売部で買える。

 

寒北斗酒造
住所:嘉麻市大隈町1036-1
電話:0948-57-0009
営業時間:9:00~17:00
定休日:1/1~1/3
https://kanhokuto.com/
酒蔵見学 ※要予約(10名以上)
1月中旬~3月末まで

 


 

大里酒造

黒田武士の想いを受け継ぐ
気配りの蔵人集団

 

『大里酒造』の創業は1835年。ちょうど坂本龍馬が生まれた年から続いていることになる。8代目社長の大里至さんが杜氏を兼任し、少人数で「気配りの手造り」にこだわった酒造りを実践している。酒蔵の裏山には、かつて黒田藩大隈益富城があった。お酒を愛していた城主・母里太兵衛にあやかった『黒田武士』をメインに様々な味わいを生み出している。『黒田武士』の「にごり酒」なら甘口、『太兵衛』は辛口のさっぱり味と、同じ蔵で作られるお酒でもテイストは様々。また、母里太兵衛といえば、長い槍と縁起物の大盃を抱えた姿が有名。祝杯を挙げるのにもぴったりだ。

 

左から『黒田武士 大吟醸酒』(720mℓ 2805円)、『太兵衛』(720mℓ 825円)、『黒田ぶし にごり酒』(720mℓ 1067円)

 

大里酒造
住所:嘉麻市大隈551
電話:0948-57-0059
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定
http://www.kurodabusi.com/
酒蔵見学 ※要予約

 


 

梅ヶ谷酒造

横綱級の強くて旨い日本酒たち

1834年創業の『梅ヶ谷酒造』。元は『長門屋』として親しまれてきたが、1933年に『梅ヶ谷酒造』へ生まれ変わった。その由来は、明治の大横綱・梅ヶ谷藤太郎。めっぽう相撲が強く、しかも相当な酒豪としても知られた横綱を当時贔屓にしていたのが蔵の当主。そんな縁もあって、『梅ヶ谷』の名を使わせてもらうことに。敷地内にはたくさんの梅の木が植えられ、色とりどりの花を咲かせる。

左から『梅ヶ谷 甘酒』(720mℓ 918円)、『梅ヶ谷 大吟醸』(720mℓ 2750円)、『梅ヶ谷 純米吟醸』(720mℓ 1760円)

 

 

『梅ヶ谷酒造』の酒は基本的に辛口。例えば、『梅ヶ谷 大吟醸』は、香りとコクの深さが特徴。『うめがたに 純米吟醸』は、九州ならではの米の味がしっかりと堪能できる。

 

梅ヶ谷酒造
住所:嘉麻市大隈町346
電話:0948-57-0005
営業時間:8:30~17:30
定休日:日曜


掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

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