【嘉麻市】かまグル~美味しいお店の紹介(寿司&鯉料理)~
寿司 なかみち
豊洲直送!極上の握り、ここにあり!
週末に合わせて豊洲市場から陸送で、時には店主・仲道一洋さん自らが足を運び上質なネタを仕入れる『なかみち』。店を構えて27年。有名人も足繁く通う鮨店だ。客のほとんどが注文するという『特上にぎり』は、鮪(大トロ・中トロ・赤身から2貫)・シマ鯵・白身(この日は平目)・イカ・海老・いくら・ウニが1貫ずつ。大トロの握りは、白い脂肪の筋が蛇の腹のように入った「蛇腹」。丁寧な包丁捌きと握りが必要とされ、たっぷりのった脂と甘さが特徴の部位だ。他にも、中トロ、北海道産ウニや、甲イカなど贅沢な顔ぶれ。それでいて、この価格だ。ネタへの自信が漲る立ち振る舞いでありながら、「握りの技術も知識にしても、日々勉強です」と謙虚で気さくな人柄の仲道さん。気張らずに過ごせるカウンターで、職人の技と至福のひとときを愉しみたい。
電話:0948-52-1880
営業時間:11:30~13:30/17:00~21:00
定休日:火曜
鯉料理 鯉の里なかはら
あらいに!鯉こく!
山麓の鯉料理に舌鼓
遠賀川の源流がある馬見山の山麓に佇む『鯉の里なかはら』。鯉の養殖・販売にはじまり、創業から43年が経つ。「養殖は辞めてしまったけど、鯉や筑豊ならではの食文化を楽しんでもらいたいね」と話すのは店主・中原重信さん。隣で煮物を作るのは奥さまのまさみさんだ。『鯉こく』は、合わせ味噌に捌いた身を入れ、三時間ほど煮込み、一晩寝かせるのがなかはら流。さらにコクと旨みが増す。切り身を馬見山の地下水でさらし、しっかり脂を落とした「あらい」は、臭みがなくさっぱり。山椒の葉を加えた自家製酢味噌と相性抜群だ。普段あまり馴染みのない鯉料理。大自然を眺めながら、まずは一度口にしてほしい。
電話:0948-57-0906
営業時間:火~金曜 11:30~14:30/17:00~19:00
土曜・日祝日 11:00~19:00
定休日:月曜
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