【嘉麻市】嘉麻市の”地域づくり” 溢れんばかりの嘉麻愛を持った地元有志たち
「まちをもっと良くしたい!」
「自分の愛する地域の魅力を伝えたい!」
そんな気概を持った人たちによって、
整備されている場所が嘉麻市のあちこちにある。
その代表的な5団体のトップに活動内容を聞いたところ、
溢れんばかりの嘉麻愛こそがそのエネルギーの原動力だった…。
春の訪れを知らせる
梅林公園のお世話をしています
大法白馬山観光協会
かつて炭鉱で働いていた人々が暮らしていた場所を人々の憩いの空間にしたいと、梅の木を植えたことがきっかけで誕生した大法白馬山に広がる『梅林公園』。およそ700本の梅が咲き誇る2~3月には、園内に甘酸っぱい香りが漂う。公園のお世話をし、梅の花の見ごろの時期に多くの客をもてなすのが大法白馬山観光協会の最大の使命なのだ。
嘉麻市で起こった歴史的な出来事を
再現しています!
嘉麻市一夜城桐乃会
豊臣秀吉が戸板やふすま、畳を集めさせて一夜にして作った見せかけの一夜城。そんな歴史的な出来事があったことを嘉麻市内外へ伝えるため、毎年益富山の山頂で再現している一夜城桐乃会。今や嘉麻市の秋の風物詩となった『一夜城まつり』は回を重ねるごとに盛り上がり、打上げ花火をはじめ様々な催しが行われている。
嘉穂アルプスを整備して
魅力を伝えています
嘉穂三山愛会
馬見山・屏山・古処山の三山が連なる『嘉穂アルプス』。2016年、日本山岳遺産の認定を受け、連日多くの登山客で賑わっている。この三山を約30年前から整備し、環境を守ってきたのが嘉穂三山愛会。2018年には、最高峰の馬見山山頂に避難小屋『うまみ』が完成。常時開放され、ますます快適な登山が楽しめるようになっている。
ハイキング感覚で登れる長谷山!
長谷山を愛する会
嘉麻市と嘉麻郡桂川町にまたがる標高311メートルの長谷山。登山口から山頂までわずか30分ほどで到達でき、嘉麻市内や嘉麻アルプスが一望できる眺望ぼ良さが魅力で、子どもたちが登る姿もよく見かける。平成元年に発足した長谷山を愛する会では、誰もが登りやすい環境を考えながら登山道や山頂を整備しているという。
白馬山や大法山へ縦走もできる
登りやすい山です!
三高山を守る会
日本山岳会に所属する登山愛好家の高畠さんが荒れ果てた作業小屋と山道を発見し、整備を始めたことがきっかけで発足。気軽に休憩できる山小屋へと改装し、登山道の整備や照葉樹林の保全を行なっている。丁寧に整備された三高山は、気軽に登れる里山として地元の子どもたちや、遠方から登山客が訪れる人気の場所に生まれ変わった。
本記事の取材は緊急事態宣言前に実施されたものです。嘉麻市には、地元有志たちによって整備され、心地よく過ごせる場所がたくさんありますので、宣言解除後のおでかけ先候補としてお楽しみください。
掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。