【福岡ラーメンレポート】岐阜発祥のベトコンラーメンを北九州で食べる！小倉北区真鶴『萬福』

2020年05月25日 公開

仕事の都合で北九州市にいったついでに小倉の『萬福』で、名物「ベトコンラーメン」を食べてきました。

場所は、小倉北区真鶴の歯大前東の交差点のところにあります。

25年ほど前にこの近辺に住んでいたことがあり、その頃は週4ペースで通っていました。外観は当時とまったく変わっていません。メニュー看板にはなぜかベトコンラーメンの表示がないんですよね。

さっそく店内へ入ります。

うーん、この薄暗さ、漂う昭和感、、変わってません。訪れたのは17時半ごろでしたので、お客さんはいませんでした。近くに学校があるので、お昼時は多くの学生でにぎわっているはずです。

メニューはこれだけではありませんが、ベトコンラーメンしか食べたことがありません。「国士無双」は上モノがたっぷり！だった記憶があります。しかしすごいネーミングですね。ベトコンは“ベストコンディション”の略だそうです。昔、お店の方に聞いた時には〈じゃあ、べスコンじゃないの？〉とも思いましたが、どうでもいいですね。

お値段もあまり変わってないような気がします。このご時勢にすごい企業努力です。

卓上にも昭和感があふれてます。ここで調味料、使ったことがないな、、

ほどなくして、やってきました！25年ぶりの対面です。ニンニク、トウガラシとともに炒められた、たっぷりのもやしとニラと豚肉。その下の透き通るスープの中に眠る黄色い麺。変わりのないビジュアルに興奮してきました。

スープは味濃いめのしょうゆベース。これが麺にも具材にもマッチするんです！大盛にしてよかった。

大量のもやしとニラとともに麺をすすります。もやしのシャキシャキ感がたまりません。ニンニクのカケラもところどころに。懐かしの味に裏切られる話はよく聞きますが、ここは裏切りません。やっぱりうまいですね。

スープまできっちり飲み干し、ごちそうさまでした！これで明日はベストコンディションだぜ！！休みだけど。

食後に少し周りを歩きましたが、意外と当時のままの飲食店が残っていることに驚きです。しかも大手ではなく地場のお店ばかり。そして味やスタイルに特徴があるお店ばかりな気がします。支持されているお店が多いんですね。きっと小倉駅前の街中の方もそうなのでしょう。うーん、こうなると引き下がれません。個人的な小倉思い出フードの「カレーの龍」「梅子」「中華そば 藤王」も近いうちに！と小倉への再訪を心に決めた帰り道でした。