コーヒーとデザインで大人の五感を刺激するコラボ空間

2017年06月02日 公開

西新のコーヒーショップ『フォレストマークエスプレッソ』の移転と、東京にあるインテリアショップ『サラサ デザイン ラボ』の２号店が、縁あって今年２月に同時オープンを果たした。

「西新でやっていた以前の店はカフェ利用が多く、コーヒーよりもケーキを焼いている時間が長くなっていたんです。東京で勉強した感覚を鈍らせたくなかったこともあって、コーヒー豆の販売をメインとした店にシフトしようと決めました」と、『フォレストマークエスプレッソ』の八田さん。

生豆からお客さんに渡るまでの過程をすべて目の届く中でやり遂げたいという想いから、大きな焙煎機と共に薬院へ引っ越し。スタンドを兼ねた店へ方向転換した。

一方『サラサ・デザイン・ラボ福岡』は、ウェブで人気に火がついたインテリアショップで、シンプルで機能的なデザインの商品をラインナップする。

「コーヒーも、グリーンも、生活に欠かせないもの。それを丸ごと提案するのがコンセプトなので、それを体現した店になりました」と田中店長。彼女も『フォレスト〜』のコーヒーのファンだそうだ。

９割がオリジナル商品で、客のリクエストや要望を吸い上げたというアイテムは、「あったらいいな」を実現させたものばかりで、値段も手頃。

２つのパーツが、自然と気持ちよく溶け込む空間は、朝の８時から始動し、18時半には閉店という思い切ったスタイルも注目どころだ。仕事終わりが遅い人でも、これなら努力次第で朝の時間を活用してショッピングが楽しめる。

《シティ情報Fukuoka 5月号掲載店舗》