特派員が行く！おすすめスポットin太宰府【はりがね】

2020年10月07日 公開

こんにちは、ナガタ建設の木下です。家作りに必要不可欠なものと言えば…、そう家具ですよね。家具のデザイン一つで、家の雰囲気が変わると言っても過言ではありません。今回はみなさんの希望をカタチにしてくれる、素敵なインテリアショップ「はりがね」をご紹介します。

都府楼の杜から車で約15分、自然豊かな山のふもとにある製材工場の敷地内に「はりがね」の店舗はあります。山小屋のような、カントリー調の素敵な外観が目印。扉を開けると、中には家具や木製の雑貨がズラリと並んでいます。

食器、トレイ、カッティングボード、棚、テーブルなど、木の温もりが伝わる多彩な作品が展示販売され、見ているだけでもワクワク。「どうぞ、手に取ってみてください」と、店主の松崎さんが笑顔で案内してくれました。どれも触り心地がよく、気持ちよく手になじみます。「当店の家具と雑貨には、蜜蝋（みつろう）のワックスや柿渋など植物性の塗装を使うようにしているんですよ。」と松崎さん。体に優しい素材を使っているので、お子さんやペットがいるご家庭も安心して使うことができますね。ダイニングテーブルの角を丸くするなど、ケガ予防の配慮がなされた家具もありました。

家具はほどんどがオーダーメイド。展示品を参照にしたセミオーダー、もしくはデザインや素材全てをお好みで作るフルオーダーによって、職人さんが１つ1つ手づくりで仕上げます。素材は無垢の木や古材を使用し、“ナチュラルな素材感のある家具”をコンセプトに製作されているそう。同じく福岡で活躍するアイアンのハンドメイド作家「アイアンクラフトマン」とコラボした家具やインテリアも好評です。

オーダー家具は個人からだけでなく、パン屋さんやカフェなどのショップからの依頼も。過去には大手家電メーカーのCM撮影の小道具として、棚をオーダーメイドで製作したこともあるのだとか！

店の家具や雑貨類を製作するのは、なんと松崎さんの息子さん1人。材木業を営む父親の影響を受け独学で家具づくりを勉強し、現在も新たな作品作りに挑戦されています。写真は試作品のデュフューザー。この可愛らしいお花は、なんとカンナで薄く削った木材で出来たもの。花びらからアロマの香りが広がるという、素敵なアイディア商品ですよね。時間をかけて丁寧に手づくりされた作品は、メンテナンスしながら使い続けることで味がでてくるのも楽しみ。予算に合わせて素材やパーツを選び、オンリーワンのものが完成します。みなさんの家にぴったりな家具を「はりがね」でオーダーしてみてはいかがでしょうか。