【LOVE CHIKUGO】「ていねいに暮らす」その原型を見た！モノづくりを心から楽しめる共有アトリエ

2020年10月08日 公開

稲穂で黄金色に染まる筑後平野に、涼やかな風が吹き渡る初秋。実りの秋、スポーツの秋、芸術の秋と、まさにお出かけのベストシーズンを迎えた筑後エリアへGO！

●広川町／Kibiru（キビル）

九州自動車道「広川」ICを降りて、10分。民家の間を縫うように走り、たどり着いたのは、コワーキングスペース「Kibiru」。「つくる」を仕事にする人や、これからそんな仕事に就きたい人に向けて地域の集会所をリノベーションした、町の交流拠点です。

平屋建ての家屋内はワークテーブルが並び、その一番奥に、大きな刺繍ミシンが鎮座しています。

「Kibiru」という不思議な名前は、広川町の方言で「結ぶ」という意味があることから、人や情報を繋ぎ結ぶことに由来して名付けられたそうです。

また、なぜ、モノづくりをテーマにしているのかというと、もともと広川町には久留米絣や八女すだれ、イチゴなどの果物、花といったたくさんの「つくる」があふれており、とりわけファッションやテキスタイルをテーマにした「つくる」に興味を持つ人なら誰もが自由に使うことができる共有アトリエをつくりたいという町の想いが、結実したものだとか。

ここには、職業用ミシンや刺繍ミシン、ロックミシン、プロ用のアイロンなどの設備が揃っているので、近くの織元で買った久留米絣を使って洋服をデザインしたり、Tシャツやエコバッグなど、布製のものであればプリントや刺繍を入れたりすることもでき、自分好みにデザインする楽しさを提供してくれます。また、専門のスタッフの対応のもと、デザインからパターン制作、縫製まで、作りたいものを一から仕立てることができますよ。

作業の合間には、今夏オープンした土日限定の「Kibiru Kitchen」で、広川町の美味がぎゅっとつまった絶品スイーツとドリンクでひと休み。

こちらは、選べる季節のアイス＆タルトと“真面目なジンジャーエール”が付くスイーツセット（1,000円）。単品のドリンクやタルトはテイクアウトもOKです！

クッションや小物を作るワークショップも開催していますので、「Kibiru」のFBでご確認いただき、ぜひ体験してみてくださいね。

【ちくご観光案内所】のFacebookも要チェック☆
https://www.facebook.com/chikugokankouannaisho

お出かけの際は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を十分ご留意のうえ、マスクの着用やこまめな手洗い、混雑している場所では人との適切な距離の確保など、感染予防をしっかりと取っていただくようよろしくお願いいたします。