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【福岡ラーメン】ネギ好きには堪らない! ノスタルジックな古き良き博多ラーメン『住吉亭』

店名に「住吉」とあるものの、ここは博多駅南。そして「博多駅南」といっても、博多駅から徒歩だと20分ほどかかる住宅街。それでも足繁く通うファンが絶えない人気店です。こちらは博多区住吉で約20年営業し、この地に移って約30年になるという老舗。飾り気のない外観に、昔ながらのラーメン店らしい印象を受けます。車で来店の際は店舗前の2台分が埋まっていても、付近に2台分あるのでそちらを利用しましょう。

壁に貼られたメニュー表もオールドスタイルな昭和感があふれています。メニューは『ラーメン』『チャーシューメン』『ワンタンメン』が基本の潔い構成。サイドメニューに餃子はありませんが、『ワンタン』(700円)があるのが特徴です。

ファンの間では有名ですが、なんといっても麺やチャーシューが隠れてしまうほどのネギに驚かされます。ネギは西区今宿のネギ農家から仕入れており、このボリュームが『ラーメン』(700円)のデフォルトなんです! もっとたくさん食べたい方は、プラス100円で増量もできます。飽きのこないあっさりスープは、流行に左右されず長年愛され続けてきたオーソドックスな博多ラーメン。そこにネギの風味が加わったクセになる一杯です。

『ワンタンメン』(850円)は、ツルツルのワンタンとシャキシャキ食感のネギが好相性。卓上にある朝鮮人参とナツメを漬け込んだ酢を少しかけてみましょう。カドがとれたまろやかな酸味がアクセントにおすすめです。

国産高菜を使った辛子高菜は、刺激的な辛さとうま味のバランスが絶妙。『替玉』(100円)をしたときは味変も楽しめます。

3代目の松田洋介さん。麺はあっさりスープにマッチした素朴な味わいの細ストレート麺を使用し、テボで茹でてから平ザルで湯切りを行います。スープは豚の頭の骨と皮のみでとり、背脂やラードは使用していません。豚骨や皮は丁寧にした処理しているので臭みはなく、うま味だけを抽出した澄んだ味わいとなっています。

店内はカウンターと4人掛けのテーブルが1卓のみ。新型コロナウイルスの感染対策として、カウンターは席数を減らして以前よりも間隔を空けています。

『住吉亭』

住所/福岡市博多区博多駅南5-5-1
電話/092-411-6868
営業/11:00~17:00(OS16:50)
定休/日曜日
P/4台(店舗前と付近に各2台)

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