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鹿児島のウェルネスを体験!畳敷き温泉と大人の工場見学

鹿児島の大自然を堪能しながら、心と体を癒す旅『ウェルネスかごしま』。1日目は、曽木の滝での野草摘みや港町羽島の散策などの観光アクティビティ、そして吹上浜でのトレーラーハウス宿泊を満喫しました。

2日目の今日は、『吹上砂丘荘』でのグランドゴルフや畳敷き温泉体験をメインに、酒蔵やウイスキー蒸留所、薩摩焼の窯元やちりめん工場などの「大人の工場見学」を合わせて楽しみます。

8:00 【吹上浜】朝日を浴びながら朝食タイム

宿泊したのは、2020年9月にオープンした、吹上浜のグランピングリゾート『Fukiagehama Field Hotel』。冷え込みが気になる海沿いですが、冷暖房もしっかり完備されており、部屋にはフカフカのブランケットも。寒さ知らずの快適な夜を過ごすことができました。

朝食は、指定の場所で朝食BOXを受け取り、各自お部屋で食べるシステム。朝食会場に宿泊者たちが集まることもなく、「密」の心配がつきもののコロナ禍でも安心です。

朝食はこちら。サラダ&オープンサンドイッチのおしゃれなBOXです。

写真ではサンドが見えにくいですが、食べやすくカットされたバゲットの上に、キャロットとレッドキャベツのラぺ、ゆでたまご、トマトにハムが乗っています。レモンをぎゅっと絞って、爽やかにいただくのもおすすめ。コーンスープつきで、朝からしっかり身体を温めることができます。

この日は朝日を浴びながら、テラス席で朝食をいただくことに。テラス席は夕日鑑賞、星空観賞、そして朝日鑑賞の穴場です。だんだんと明るくなっていく空の下、澄んだ空気の中でいただく朝食は、まさに至福のひととき。

Fukiagehama Field Hotel

住所:鹿児島県いちき串木野市湊町1-101
電話番号:0996-36-2511

 

9:40 濱田酒造『伝兵衛蔵』見学

吹上浜から車で10分ほど、明治元年創業の焼酎蔵、『伝兵衛蔵』にやってきました。

創業当時の明治時代の造りをできるだけ再現し、昔ながらの木桶蒸留器を使って焼酎を造り続けているという伝兵衛蔵。一般見学も常時受け付けており、そのこだわり抜かれた酒蔵の様子を垣間見ることができます。

風情漂うこの建物は、小学校の校舎などの古い木造建築を移築し改装したもの。特徴的な窓枠など、ところどころに校舎の名残が感じられました。焼酎がどのような機械を使い、どのようにして造られていくのか。詳しい説明を聞きながら、蔵の中を進んでいきます。

こちらは焼酎を仕込む甕壺(かめつぼ)に、昔ながらの木桶蒸留器。現在はステンレス製の蒸留器を使う酒蔵がほとんどとのことですが、伝統的な木造のものが採用されています。

焼酎の製造過程を学んだあとは、併設の売店で商品を見学。気になるものがあれば試飲もできるので、自分の口に合う一本を見つけることができます。旅行のおみやげにもぴったり。

お店の方がおすすめしてくださったのが、写真の『だいやめ~DAIYAME~』です。華やかなライチの香りが特徴で、そのフルーティーな味わいは芋焼酎が苦手な方にも好評なんだそう。

伝兵衛蔵

住所:鹿児島県いちき串木野市湊町4-1
電話番号:0996-36-3131

10:30 花ちりめんプレス体験

次は、ちりめん工場におじゃまします。ちりめん漁を行なう漁船『幸栄丸』の旗とはっぴで、温かく迎えてくださいました。

ここで体験するのは、ちりめんの高温プレス。高温の鉄板の上にちりめんを並べて、そのまま機械の中へ。

ジュッ!という大きな音とともに、ぺったんこにプレスされたちりめんが出来上がります。

プレスしたちりめんは、しっかりと梱包してもらいお土産としてお持ち帰り。「サラダに入れたり、食パンの上にのせてチーズと合わせたりしても美味しいよ」と、美味しくいただく活用法も教わりました。

有限会社 大久保水産

住所:鹿児島県いちき串木野市湊町2700-6
電話番号:0996-36-2583

 

11:45 【日置市】吹上砂丘荘でグランドゴルフ体験

緑豊かな松林に囲まれた『吹上砂丘荘』にやってきました。ここでは鹿児島のウェルネス体験として、松林の中でグランドゴルフを楽しみます。身体を動かしたあとは、海鮮ランチに畳敷き温泉と、鹿児島の魅力をたっぷり満喫できるアクティビティです。

まずはグランドゴルフ。スタート位置からボールを打ち、ポールが立っているゴールまでの打数を競います。松林の中なので、地面に高低差があったり、上り坂や下り坂のトラップがあったりと、シンプルなゲームですが、とても盛り上がります。

グランドゴルフの後は、館内のレストランで地元の海鮮を使ったランチ。

タイやカンパチ、アジなど盛りだくさんのお造りに、吹上町のそばを使った田舎そば。さつま揚げには、鹿児島のヒーローである西郷さんが。観光客にはとっても嬉しい「地元の食」を堪能し、お腹もいっぱい、幸せな昼下がりです。

お食事の後は、館内にある『畳敷き温泉』へ。浴室の床が畳になっているため、夏はひんやり、冬はあったか、快適に温泉に入ることができるのだとか。タイルよりも滑りにくいので、小さな子どもやご高齢の方でも安心して入浴できるのも嬉しいですね。

吹上砂丘荘

住所:鹿児島県日置市吹上町今田1004-3
電話番号:099-296-2330

14:00 薩摩焼の窯元『沈壽官窯』見学

やってきたのは、日置市にある小さな村、美山(みやま)。わずか半径600m圏内に20軒以上の窯元や工房が点在する『薩摩焼の里』として知られ、陶器やハンドメイド雑貨がお好きな方がよく観光に来られるのだそう。

そんな美山にある『沈壽官窯』は、薩摩焼を代表する窯元の一つとして有名です。初代の沈当吉さんは、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵の際に、日本へ連れてこられた朝鮮の技術者たちの一人。400年以上の歴史を誇り、現在は15代の沈壽官さんが窯の火を守り続けています。

透かし彫りや、絵付けなど職人さんの手仕事を見学し、15代の作品が展示されているギャラリーへ。400年にも渡る薩摩焼の歴史や、日本の歴史において薩摩焼がどのような役割を果たすのか、薩摩焼にまつわるあれこれを教えていただきました。

沈壽官窯

住所:鹿児島県日置市東市来町美山1715
電話番号:099-274-2358

15:00 日本産ウイスキー『嘉之助蒸留所』見学

最後に訪れたのは、2018年よりウイスキーの製造を始めたというクラフトディスティラリー(蒸留所製造所)『嘉之助蒸留所』。吹上浜のすぐそば、大自然を望める恵まれたロケーションが魅力で、観光地にきた気分でウイスキー製造の様子を見学できます。

施設内は大きなガラス窓となっていて、まるで美術館にやってきたかのよう。

大きな機械やずらりと並ぶ樽に感動しながら、ウイスキーがどのように作られているのか詳しいお話を伺います。嘉之助蒸留所の歴史、そしてウイスキー製造の流れを学んだら、最後はウイスキーのテイスティング。施設の目玉だというテイスティングルームに案内していただきました。

一歩お部屋に足を踏み入れると、眼下に広がる美しい吹上浜に思わず目を奪われてしまいます。

鹿児島の絶景を眺めながら、日本産のウイスキーをいただける、なんとも贅沢な時間です。

アルコールが飲めない方には、ソフトドリンクの提供もあり、余ってしまったウイスキーカップは、そのままお持ち帰りすることも可能。ハンドルキーパーの方は、のちほどゆっくりホテルや自宅でいただいてくださいね。

嘉之助蒸留所

住所:鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
電話番号:099-201-7700

鹿児島の自然に触れる「ウェルネスな旅」

1泊2日で体験した、『鹿児島のウェルネス』アクティビティ。

山の中で野草を摘んで、自然と共生する豊かな生き方を学んだり、燃えるような夕焼けや満点の星空を眺め、自然の美しさに感動したり。そして、日本の発展に貢献した薩摩スチューデントの生き様や、古くからの伝統を守り続ける工房や窯元を知ることで、文化を尊ぶ心を育むことができました。

せわしない日常から少し離れて、鹿児島の大自然に包まれながら『ウェルネス』な休暇を過ごしてみませんか?

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