【週刊PCタイムス】無線LAN回線の新たな形『Wi-Fi 6』とは？

2020年12月16日 公開

みなさん、こんにちは！

最近、ルーターを変えてネット回線がすごく速くなりました！

ルーターを変えるだけでもだいぶ変わりますね・・・。

ただ、最近はWi-Fi 6 などよく聞きます。

うちの回線はまだ対応していないのが残念なのですが、今後間違いなく主力として活躍するのがWi-Fi 6 回線でしょうね。

では、Wi-Fi 6 の何がすごいのか、そもそもWi-Fi 6 とは何なのか・・・。

Wi-Fi 6 とは？

Wi-Fi電波の新しい規格のことです。

今までは、「IEEE 802.11ac」が最新の規格でした。

Wi-Fi 6 は「IEEE　802.11ax」です。

規格といっても、わかりにくいのでそのような種類があるというぐらいの認識でよいのではないかと思います。

パソコンやルーターなど選ぶときは、対応しているか調べる必要があるので覚えておくに越したことはありませんが・・・、わかりにくいですよね？

では、Wi-Fi 6 は何が良いのか。

それは何よりも速さの部分です。

Wi-Fi 6 の規格上の最大速度は9.6Gbpsといわれています。

しかし、今現状のルーターでそこまで出せるものはありません。

現状の最大値は4804Mbpsです。ルーターの箱に大きく数値が書いてあることが多いので、それを参考にしましょう。

ただ、それでも4804Mbpsまで速度が出ることはありません。

PCやスマホの受信端末がそこまでの速さに対応していないのです。

ただ規格値ですが、従来のWi-Fi 5とWi-Fi 6 で比較してもおおよそPCで3倍、スマホで1.5倍の数値になってくるのです。

現状でもよいルーターに変えるだけで速くなるので、この規格が普及したときにはどうなるのかが楽しみです・・・。

また、いままで多くの端末に繋いだ際に1つは普通でも、別の端末は遅くなったり繋がらなくなったりしたと思いますが、Wi-Fi6には「直交周波数分割多元接続（OFDMA）」という技術が使われていて、電波が混雑することによって遅くなっていたものが、同時に受信できるようになることによって快適に電波を受信できるようになるらしいです。

また、省エネなどのメリットもあったりするそうですが、対応の機器の登場が待ち遠しいですね。

それでは、また次回！